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さざなみCD

●「さりげない優しさ」が奥底に流れる、芯の通ったアルバム。


【収録曲】


1.僕のギター

2.桃

3.群青

4.Na・de・Na・deボーイ

5.ルキンフォー

6.不思議

7.点と点

8.P

9.魔法のコトバ

10.トビウオ

11.ネズミの進化

12.さざなみ

13.砂漠の花


 スピッツが2007年にリリースしたアルバム。『群青』『ルキンフォー』『魔法のコトバ』といったシングル曲では分かりやすく爽やかな雰囲気を出しながらも、『Na・de・Na・deボーイ』では早口のボーカルで進めていったり、『P』ではキーボードをメインにしてゆったりと聴かせたり、『トビウオ』では冒頭からいきなりハードな演奏を響かせたりと、アルバム曲で少し違った表情を見せていくスタイルは前作同様といった印象があります。


 そうでありながら、やはりどの曲からもしっかりと「スピッツらしさ」を実感できます。一言で表現するならば、「さりげない優しさ」といった感じでしょうか。インパクトを重視せずともしっかりと盛り上げていくメロディは魅力的ですし、「ルキンフォーめずらしい 生き方でもいいよ」(ルキンフォー)や「こぼれて落ちた 小さな命もう一度」(漣)等といった歌詞からも、それを強く受け取ることができました。


 前作と良い意味で変わらずに、所々で変化を付けながらもしっかりと芯の通ったアルバム。アコースティックギターで始まる『僕のギター』から壮大に締めくくる『砂漠の花』まで、その雰囲気に終始心を奪われた作品でした。


評価:★★★★★

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