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第1話 ドッキリと神木さんと【スキル・鑑定】

地球をは違う世界、ラクトゥーンにおいて、世界最大級の広さを持つ「バグリード大森林」。その広大な森を守るために存在する「神獣」。その黒銀の毛を持つ狼の神獣は、いつも食べて寝てを繰り返すだけの退屈な人生を送っていた。そんな神獣の住まう聖域にて、今までが一変する出来事が起きようとしていた。


 森の中心部にどこからともなく現れた光の粒子が舞う。その光は、やがて集まり、人の形をとってゆく。植物たちは何事かと警戒し、神の名のもとに生き物たちの手助けをする精霊達は舞い踊り、神獣は、警戒しながらもその安らかな光に目を閉じる。そうして現れた一見,

人に見える神は、とても美しかった。


 【ステラクルムside】

 「……うん?」


 クリアに転生してもらったのは森って言ってたけど、ものすごく視線を感じる。なんか変な予感がするけど……ええーい!ぐずぐずしてても始まんない!


 「あれ?狼?それから精霊?あと、めっちゃ木にのぞき込まれてる気がするんだけど……」


 私がそう言うと、木や精霊が、私から距離を取った。…よし、情報を整理しよう。まず、クリアは最後に「巡さんがが飛ぶのはラクトゥーンという世界の中心にあるバグリード大森林というところです。」といっていたから、ここはバグラード大森林ということに間違いないだろう。


 考えていると、一本の木が私の後ろに根を置いて、私の肩をたたいてきた。


 「私に座れって言っているの?」

 そう聞くと、その木は葉っぱの部分を盾に揺らした。


 「ありがとう」

私がそう言うと、その木は、嬉しそうに体(?)を揺らした。


 「あなた、普通の木とは何か違うわね。」

他の木達とは違う何かを感じるわ。……と言う訳で行ってみましょう、私の初異世界・初スキル使用!!!


 『鑑定!!』

_____________

名前:無し  性別:無し


種族:神木 レベル:表示できません 年齢:104


__ステータス_____________

体力:1000000000/1000000000


魔力:1000000000/1000000000


腕力:10000/10000


防御力:∞


素早さ:100(狐:10000)


神力:1000000/1000000


__スキル_______________

植物魔法・水魔法・土魔法・空間魔法・光魔法・聖魔法・結界魔法・投擲・操術・変身


加護:シルラルファの加護&ノーミラークの加護&アクレリューンの加護


_________________________________________

 「貴方、凄いね。あの三神から加護をもらっているんだね。」


まぁ、クリアの気配がものすごくかすかにあったから予感はしていたけど。


 「あ、そういえば、私も確認しないと。」

_____________

 名前:ステラクルム (前世:星河巡)  性別:女


 種族:人族(上級神)  レベル:20(表示できません) 年齢:15(精神年齢33※15年分は加算されません)


__ステータス_____________


体力:100000/100000(∞)


魔力:10000/10000(∞)


腕力:1000000/1000000(10000000000)


防御力:1000/1000(10000000)


素早さ:10000(1000000)


神力:0(10000000000/10000000000)


__スキル_______________

全言語、文字理解・演奏・歌唱・踊り・振付師・作曲、作詞・曲検索・全属性魔法・無詠唱・弓術・異空間収納・テイム・索敵・変装・体調管理・どこでも歩行・マナー・思考加速・鑑定・大辞典

_____________________________________________


加護:創造女神・ルラクリアの加護&時空神・メウチルスの加護&太陽神・サウセルの加護&四大中級神の加護&未来で上級神になる者の加護


称号:神を助けた者・創造女神に謝罪された者・心が広い者・音の守護神(見習い)・転生者


______________________

 「……………………」


 いや、おかしいでしょ!!こんな凄いことになってるなんて!!!まず、今回の騒動でかかわったすべての神が加護をくれてるし、そもそも、私が助けた子って、未来で上級神になってるよ!?

 はぁ……。クリアがワクワクしてたのって、こういう反応が楽しみだったからか……。


 「はぁ……。」


 そうやってため息をつくと神木さんが肩をポンポンと叩いてくれる。優しさが身に染みるよぉ~。


 あ、それからスキルを確認しなきゃ。……何かものすごく嫌な予感がしてるけど、やらないわけにはいかないし。


……はぁ。

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