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第3話 巡が死んだ理由2

 最近忙しくてかけなかったのですが、待っていた方は、本当に申し訳ありません。


 「それはですね、神の子供を創り地上へ送り出したファルクラウ達がその子供を見ているときに起きたことなのですが___。」

 


 【神界・中央城】 (三人称)

数多ある世界の一番上位に位置する【神界】。

  

 そこには、その一つずつの世界を司る下級神。


 その下級神たちのもと、命令を聞き神の手足となる天使達。


 そして、必要な時に直接地上に降りて神の助けとなるための神の眷属。 


 よほどのことがない場合は中級神の代理をする、神霊。


 そしてその中級神の上位四神のファルクラウ達は、それぞれの相棒とともに東西南北にそれぞれの城を持っている。


 その真ん中に上級神と、彼らの女王である創造女神・ルラクリアの住む、漆黒と白亜の色をした城があった。


 その一室にて___



【時空神side】

 我は世界の空間と時をつかさどる時空神つまり上級神のメウチルスである。今は毎日の日課である、時間の調整を行っているのである。


 いつもは設定したプログラムに沿って勝手に動いているのだが、時々ずれが生じるので、一日に一回、直さなければいけないのである。

 

 そう言う訳で、直している最中なのだが、今日はなんだかいつもより調子が悪いようである。

 


 コンコン


 ビクゥッ 何が起きたであるか? 入出を許可すると、入ってきたのは我らが女王、ルラクリア様であった。  


 何があったのだろうか、女王陛下が配下であるわれの部屋へ直々にいらっしゃるなど。

そう考えながら跪く。


 「面を上げなさい。それよりもメウチルス、時の調整は大丈夫なのですか?」


 女王陛下がそう言ったことで思い出した。急いで時を確認すると、3時間も早まっているではないか!

 



 【太陽神side】

 俺は太陽神・サウセルだ。同僚のメウチルスの操る時間になったら太陽を空に揚げるのが俺の役目だ。


 ちなみに、今地上に居る科学者という人間が信じている地動説とかいうやつは俺の部下であるファルクラウの神霊に頼んで広めてもらった嘘だ。


 太陽を上げる時間まであと少しだな。



 ん?なんだかいつもよりも早い気がするが、予定していた時間になったようだ。




 【四大中級神 三人称】(ファルクラウ達の事)

 「ねえ、久しぶりにあの子を見ない?」

 

 ファルクラウがそう切り出した。

 

 「いいわよ。…そうね、もうあれから10年もたつのね」

 

 アクレリューンが感慨深そうに言う。

 そうして四神で地上を観察できる展望台へと向かう。


そうして地上に居る自分たちの子供に望遠鏡を向け、覗き込んだそのとき。


 キラッ


本来ならばまだ上がらないはずの太陽が地平線から顔を出した。


 そしてその太陽の光は望遠鏡のガラスを通して地上に居る車にあたってしまったのだ。

 

 そしてその車はハンドルを切れずに子供に突っ込んでいく。



___________

 「ということがあったのです。」

  

 クリアが申し訳なさそうに目を伏せながらそう言った。

 もちろんこれはフィクションです。

嫌だった方は申し訳ありません。

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