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音の守護神見習いの異世界修行~女神さま、チート過ぎるのはやめてくださいっ!!~  作者: 天柱蓮華
第4章 プラチナランク冒険者本格始動編
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第1話 聖域帰還と王城

  冒険者カードをもらって、ドゥミドさんとの決闘も無事終わった私は、魔物を売ったお金でギルマスに借りたお金を返し、先程(?)門を通った時のお金を払ってファンマとイネヴィーを異空間収納から出し、バグリード大森林の中心部にある聖域へ帰ってきた。


 「あー、帰ってきた!やっぱり聖域は神力が満ちているからか息がしやすいね」


 「まあ、人間の身体になっているとはいえ神だからね。酸素よりも神力の方が取り込みやすいんだ。」


 「主。これから何をすればいいんだ?」


 確か、クリアに音の守護神専用の服を作ってって言われてたっけ。あとは魔法の威力を押さえられるようにして、大辞典でこの世界の常識についても調べよう。


 「いろいろとやることがあるから、魔法についてとか教えてもらえるとありがたいな。」


 こうして、ファンマとイネヴィーとスキルを先生として、常識を身に着けていったのだった。




1か月後――――

 【???side】

 きらびやかなステンドグラスから漏れる光に照らされた広く長い廊下を私はひたすら歩いていく。その廊下の突き当りの一段と大きく豪華な扉に近づいてノックをする。許可が出たため、父の書斎の中へ入りカーテシーをする。


 「第一王女エルスティア、お呼びと聞き参上いたしました。」


 「頭を上げよ。ここには余と我が妻しかおらぬ。家族の時間だ。」


 そう言われたため頭を上げる。


 「ティアよ。体調の方は大丈夫か?」


 「はい、お父様。治療してくださった方がとても優秀な方でしたので。」


 「ティア。貴女が元気な顔をまた私たちに見せてくれて本当にうれしいわ」


 「はい!お母さま。私もとてもうれしいですわ。それで、彼女は見つかりましたか?私を助けてくれた(・・・・・・)彼女は。」


 「いや。ティアが見たというプラチナブルーの髪をした15歳くらいの少女という情報だけで値千金なのだが、まだ教会に行ったという情報だけしか分かっておらん。」


 「彼女は昏睡魔法を使っていたのでようなので、かなりの使い手ということはわかるのですが……。状態異常魔法吸収の魔道具のおかげで眠ることはなかったんですけれど……。」


 お父様と私が話していると、ノックが聞こえ、我が国の宰相が入室する。


 「陛下、冒険者ギルド本部から使者が来ました。緊急の報告があるとか。どういたしますか?」


 お父様が許可を出すと、冒険者ギルドの職員が入ってきて膝をついた。


 「特別措置でプラチナランクに上がった者がいるためご報告に参りました。」


 「なにっ!?」


 特別措置とは―――――。普段はランクアップする条件がそろったとき、試験を受けて一つずつ上がっていくのだが、ランクに合わない実力を持っていた場合、各ランクの冒険者と戦い、飛び級することが可能になっている。そして、特別措置を使った場合、嘘をついていないことを証明する特別な紙に自身の名をを書く。もし嘘だった場合、書いたものの額に紋様が浮かび上がり、それを見つけ次第、国から罰を受けることになる。


 「今回、特別措置を使いプラチナランクに昇格したものがいるため、報告する。受験者:ステラクルム 性別:女 年齢:15歳。ゼリアルズのギルドマスターの登録試験を受け、魔法で一撃で倒した。なお、試験後の本人は完全治癒(パーフェクトヒール)を使い、それでもまだ余裕があった。そして、この報告書に嘘がないことをここに証明する。 ゼリアルズギルドマスター元ゴールドランク・グリアルド」

 ・パーフェクトヒールは宮廷魔導士ぐらいしか使えません。


 ・基本、平民に家名はありません。

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