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主導  作者: K
3/8

3

トンネルの外に出ると、1km先に建物らしき物が確認できた。一歩前進。

あとはそこに妹がいれば完璧だ。


腕時計は15:00を示していた。


私はバックパックに懐中電灯をしまい、深呼吸をした。身体に酸素が行き渡る感じがした。

ハイキングの目的で訪れるなら最高の場所であった。

そうであればどれだけ良かったものか。


一息つき、私は再び歩く事を始めた。


建物は山の斜面を沿うようにして作られており、様々な箇所にレールが敷かれていた。

廃炭鉱か?


だが2つ奇妙な点に気がついた。

廃墟にしては外見が綺麗に見える。

それに場所だ。

何故こんな山奥にあるのか?

当然、炭鉱ならば流通経路を確保しなくてはならない。

だが、私が歩いてきた道は、車やトラックが通るのは不可能だ。


私は建物に入ろうと試みた。しかしドアは閉まっていた。

私は中に入る事を諦めた。


仕方がなく来た道に戻ろうとした時、後頭部に衝撃が走り視界が真っ白になった。

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