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掌編小説集9 (401話~450話)

犬が鳴く

作者: 蹴沢缶九郎

ある日、裏の畑の一角でポチがワンと鳴いた。お爺さんは構わず畑仕事に精を出すが、ポチは鳴き続けた。ポチはまるで、お爺さんに「ここを掘れ」と促しているようだった。

お爺さんが仕方なく、(くわ)でポチが鳴いた辺りを掘ると、なんと、畑から輝く大量の大判小判が現れたではないか。大量の小判を前に、お爺さんは渋い顔になり呟いた。


「この間忍び込んだ長者の屋敷から盗んだ財宝が、ポチにいとも容易く見つけられてしまった。隠し場所を変えなければ…」

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