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第四話 新居にて

幼狐から聞いた四つの世界の話。

到底信じられない話の内容だったが、幼狐の姿の変化と火の玉の熱さ、幼狐の鬼気迫る言葉に俺は納得した。

そして、俺の出会った三人組もその正体を明かす。吸血鬼の銀木阿冶、猫又の猫目クロ、幽霊の織田爛。

突如としてこの三人との共同生活を言い渡されたのだった。

 香しい井草の香りが漂う八畳間の部屋には、山積みの段ボールと本棚。

 ここが俺の新しい部屋だ。因みに、隣が阿冶さんとクロちゃん、正面に爛さんの部屋があり、爛さんの部屋の両隣は空き部屋らしい。

「取り敢えず片付けますか」

 身近にあった段ボール箱を一つ取り、封を開ける。

 少し頭の中を整理しないとな

 阿冶さんたちからも少し話を聞いて、新たに三つのことが分かった。

 一つ、阿冶さんたちが本当に人間じゃないこと

 クロちゃんの尻尾や耳だけでなく、爛さんが幽体化――生物以外の物体を透過出来る能力――して壁をすり抜けるところを見せてくれたことで、俺はそれが事実である事を認めた。

 二つ、俺が果たすべき目的

 俺が果たすべき目的は、彼女たちのサポートだと幼狐は言っていた。彼女らのその具体的なところの話を聞くと、彼女たちと普通に過ごしすだけで良いとのこと。『人間界』での普通と異種人の価値観における普通がどれほどずれたものかは分からないが、その差異を埋めていくことが当分の俺の目的となったわけだ。

 無理難題を科せられるのも困るんだけど、こっちはこっちでアバウトすぎて困る。

 彼女たちを支えるためにも、そして自分が平穏な生活を送るためにも俺なりに目的を考えることにした。

 三つ、期限は卒業まで

 つまり三年だ。この間、俺はここに住み続けなくてはいけない。幸いにも、事前におじさんには家賃や仕送りを送らなくていいことは言っておいた。本当はアルバイトをしようと思っていたからなんだけど、以降の詳しい連絡は控えておくことにする。住むまでの過程がややこしい上に、あまりにも現実味のないことだからだ。

 言っても信じてはもらえないだろうしな

 まったく考えれば考えるだけ、今後のことで頭がパンクしそうだ。

「あぁー、ホントどうしたらいいんだ」

 言ったところで時間は戻らない。

 頭では理解しているつもりでも、気持ちがついていかない。共同生活が嫌というわけではないし、彼女たちに畏怖を抱いているわけでもない。むしろ見た目美少女な三人と共同生活を送るという意味での不安と先の見えない事への不安の方が悩みのタネとして大きかった。

 コンコンコン

 そんな時、ノックが聞こえた。

「はい」

「……あの、……お風呂沸いてるって、……阿冶が」

 ドアの向こうからクロちゃんの声が聞こえて来た。

 もう、そんな時間なのか

 携帯を見ると、十八時を少し回ったところだった。

 たった六時間そこらで、俺の平凡な生活が失われてしまったんだなと、改めて実感した。

「分かったよ――って、あれ?」

 ドアを開けるが、そこには誰も立っていなかった。

 クロちゃんは……逃げちゃったか

 遠くの方でトテトテと走る音が聞こえる。おそらく、俺がドアに近づくのを察知して逃げてしまったのだろう。ほんと、こういうところは猫っぽい。

 聞いたところ、クロちゃんは猫又って妖怪らしい。

 その本質なのか――いや、たぶん唯の人見知りなんだろうな、あの様子は――すぐに逃げてしまう。

「お言葉に甘えて風呂でもいただくか」



「すっげー、ヒノキ風呂か」

 風呂は全体的に広く、大きな浴槽が二つに区切られていた。床や浴槽は淡黄白色というのだろうか、褐色というよりは明るい色の木が使われており、シンプルながらも高級感を感じる。

 ここに住むと聞いた中で、一番テンションが上がっているかもしれない。

「ちょっとした大浴場だな。早速体を洗って、ゆっくりつかろ」

 足取りは今日一番の軽さを見せ、無意識にスキップしてしまいそうだった。

「早く風呂に浸かりたい」と、普段は割とゆっくりとシャワーを浴びるのだが、この時ばかりは急いで体を洗った。

 モクモクと大量の湯気が上がる湯船に足先を付けると、少し熱いぐらいだったが、むしろ「望むところだ」と言わんばかりに体を沈める。

「あー、生き返る」

 頭の中が溶け出しているのが分かる。

「気持ちー。このお風呂を毎日味わえるのなら、役得かもー」

 全身どころか顔も声も緩む。

 余りの気持ちよさと、心労で呆けて眠くなってくる。

「もうどうでもいいや」「何とかなるなる」なんて口走っている辺り、心までもが緩んでいってしまっている。

 この時、改めて俺は知った。

 風呂の偉大さを。風呂の前には、意味の分からない現状も幼女へのいら立ちも全ては無に帰す。

 お風呂万歳!

 そんな時だった――

 ガラガラガラ

 戸口を開ける音が風呂場に響く。

「おっす、夏樹ー。邪魔するよ」

「あー? ……ら、爛さん!」

 風呂場に入ってきたのは、爛さんだった。

 その姿は、タオルと湯気で良く見えなかいけど、もちろん衣服を身に着けてはいない。

 油断していた。爛さんと目が合い、続けて頭からつま先までをしっかり見た後で今の現状を認識した。

「何で入ってきているんですか!」

「いやー、荷物運んでたら思ったより汗かいちゃってさー」

 飛びのくように後ろの壁を向く俺。そんな俺のことなどお構いなしに、蘭さんはシャワーを浴び始める。

「一言言ってくれればすぐに出たのに」

「いいじゃんか、裸の付き合いって言葉があるだろ」

「それは、同性の場合でやることでしょ」

「そうかー?」

 駄目だ。どんなに言ってもらちが明かない

 ややパニック気味の頭を使って解決策を模索する。

 ……そうだ、壁を沿い進めば爛さんを見ずに風呂場から出られるんじゃ――

 しかし、その考えが実行されることはなかった。

 後ろで、チャプンという水音が聞こえたからだ。

 もちろん蘭さんがたてた音だ。爛さんがすぐ後ろで身を湯に沈めたのが分かった。そして――

「なぁ、いいじゃんか。男としては役得だろ」

 スッと、細い指が背中に触れ、体がビクッ! と、反応する。

「浴槽はもう一つあるでしょ! 何で同じ浴槽に入ってきてるんですか!」

「だーかーらー、裸の付き合いだって言ってんじゃん。それより、こっち向けよ」

 爛さんは、両手で俺の頭を掴むと無理やり自分と対面するように向けた。

「ちょっ!」

 爛さんの肌は、幽霊というには血行の良いハリのある肌をしていた。また、湯船に浮くほどの豊満な双丘に対して腰のラインはキュッと細く、臀部ががっしりとしている。女性らしい体型のパラメータを全て引き上げたかのような魅力的な身体つきをしている事に今更になって気が付いた。

 熱い。風呂がじゃなくて、顔が。

 心臓が躍動し、血液がグングンと勢いよく流れていくのを感じる。

「あっ、やばい」っていうのがひしひしと感じ取れる。

「どうした顔が赤いぞ? のぼせたか」

 爛さんが心配そうに顔を、そして体を近づけてくる。

 少し腰を上げたせいで絶妙に隠れていたその双丘の全貌が露わになりそうになる。

 この人わざとやっているのか、天然なのか分からん

「もっ、もっ、もう! 出ます!」

 パニック気味の頭と、限界気味の肉体がやっと取った回避行動は、恐ろしく速い動きで俺を戦線離脱――もとい浴槽離脱させた。

 ……危なかった

 何がとは聞かないでいただきたい。とにかく、危なかったのだ。

「おい、本当に大丈夫なのか?」

 爛さんが、心配して戸の近くまで歩み寄ってくるのが、ガラス越しに見えた。

「だ、大丈夫ですから」

 俺は、さりげなく戸が開かないように手で押さえる。

「……そうか。なら、いいんだけど」

 良かった。さすがに爛さんももう追及してこないだろう

「あっ、そうだ夏樹」

「な、なんですか?」

 ホッと安堵の息をついていたから、不意の言葉に声が上ずる。

「背中の痣。どっかでぶつけたんだったら阿冶に見せときな」

 背中の痣。

 風呂と同じく、一軒家には勿体ない広さの脱衣所。「家に対して風呂にこだわり過ぎじゃない?」っと思ってしまうほどだ。そこに設置された大鏡にそれを映し出す。

 背中の中心――肩甲骨と肩甲骨の丁度真ん中にある拳大の痣。

 これは――

「これは、生まれつきある物だから大丈夫です」

「そうか? それならいいんだけど」

 それから、爛さんは湯船を楽しむように鼻歌を歌いだした。

 これで、完全に助かった……っ?

 安心した矢先にポタポタと地面に赤い液体が零れ落ちた。

「あれ? 血が」

 本当にどこか怪我でもしてるのか?

 体を見回すが別に切り傷はない。

 おっかしいな……あっ!

 大鏡に写る自分を見て気づく。

「鼻血だ」



 のぼせたからだ。のぼせたからに違いない。

 廊下を歩きながら、そう思い込むことにした。

 幸いにも鼻血はすぐに止まったが、まったく爛さんには困ったものだ。常識の違いかもと思ったがおそらくそうではない。あのいやらしいにやけ顔を思いだして俺はそう確信している。

「俺、ホントにここでやっていけるんだろうか」

 クロちゃんはすぐに逃げちゃうし、爛さんはからかって突飛な行動に出るし。

 この家に馴染むにはまだまだ時間が掛かりそうだ。怪物と妖怪と幽霊に馴染むことが可能ならの話だけど。

 ……そういえば、各々の世界から代表として一人選出されるって言ってたけど、一人足りないんじゃ? あと一つの世界っていったら――

「夏樹さん、お風呂から上がられたみたいですね」

 風呂から上がってやってきたのは幼狐と話した居間だ。

「はい。お風呂とっても良かったですよ」

 お風呂『は』だ。決して、爛さんは含まれない。

 居間は、爛さんのおかげで大分部屋らしくなっていた。

 ほんの一時間ほど前まではテレビしかなかった部屋には、テーブルやら棚やらが設置されており、より人(と異種人)が住みやすいところとなっていた。これを一人で運んでいたんだから、そりゃ汗も掻くだろう。

「それは良かったです。何でも、お風呂は爛さんと幼狐様の合作だそうで、趣深い和風風呂というコンセプトらしいですよ」

 趣き深い和風風呂……確かに、言われてみればそう感じなくもなかったけど。

「あっ、アハハハハ」

 愛想笑いが引きつる。

 あの二人の考案というところが不覚にも満喫してしまった自分を悔しがらせる。

「もう晩御飯も出来ているので、爛さんが上がったらみんなで食べましょうか」

 言って、阿冶さんは襖で仕切られた隣の部屋に向かった。

 どうやら、隣はキッチンになっているようだ。

 キッチンは、家の雰囲気を壊さない落ち着いた色調で統一されていた――が、良くみると高性能のシステムキッチンだったのに驚いた。

 いったい建築にいくら掛けているんだか。広さも機能面も無駄に高水準である。

「阿冶さん、料理運ぶの手伝いますよ」

「ありがとうございます。それでは、そこのテーブルに並べられているものを運んでもらえますか」

 キッチンの中央に置かれたテーブルには大量の料理が置かれていた。

 肉料理から、魚料理、野菜と種類豊富に作られている。

 これ、阿冶さん一人で作ったのか。すごいな

「あっ、クロちゃんも手伝ってくれるの?」

 気づけば、すぐ後ろの襖の影からクロちゃんが顔を覗かせていた。

 うおっ、全然気配が無かった

 クロちゃんは、相変わらずのジト目で俺を見ている。眉が釣り下がっているからか、猫耳が僅かにヘンニャリしているからか、困ったような表情をしている気がした。

 もしかして、どいてほしいのかな

 俺は、キッチンの奥に詰めて入り口を開けた。すると、クロちゃんはキッチンの中に入り料理を運び出した。

 嫌われてる? 

 表情に出さないが、ここまで露骨だとさすがにダメージがくる。

「すいません。クロちゃんに悪気はないんです。ただ少し人見知りで」

 少しではないと思うけど

「大丈夫ですよ。でも、俺が料理を運ぶとクロちゃんの邪魔になりそうですから、おとなしく座って待つことにします」

 通路を潰さないように隅に腰掛けると、料理を運ぶ阿冶さんとクロちゃんが見える。

 エプロン姿の阿冶さん、フリフリと黒い尻尾を動かすクロちゃん。

 こう見ると、親子みたいだ。

 なんだかほっこりする。

「風呂上がったよー」

「あっ、爛さんもうすぐ晩御飯――あっ、ああ、あんたはなんて格好してるんですか!」

「えー? 何て格好って、普段通りだけど」

 爛さんが着ているのは柿色一色の和服だ。ただ、大きく着崩されており、胸元ははだけ、スリットのように割れた裾からは太ももから先が大胆に覗かせていた。さらに、濡れた髪や玉のような素肌からポタポタと滴る水滴が、爛さんの色気をより際立たせていた。

「普段通りって、さっきまではそんなに着崩してなかったでしょ」

「あれは、阿冶が最初ぐらいしっかりしろっていうから」

「じゃぁ、今もしっかりしてくださいよ」

「いいだろ。こっちの方が楽なんだよ。それに――」

 爛さんが、ニヤつきながら近づいてくる。

「夏樹にとっても役得だろ」

 胸を強調するように前かがみになる。

 いわゆる雌豹のポーズというやつだ。初めて見たが、そのしなる腰と曲線を描く体のラインは破壊力抜群だった。

「あ、あんたねー!」

「爛さん。あまり夏樹さんをからかわないであげてください」

「なんだよー。親睦を深めてるだけだろ」

「あれのどこが」

 不満そうに唇を尖らせる爛さんは、着物を直さないまま俺の丁度向かいの席に向かった。

「直せってば」

 何はともあれ、こうしてこの家の住人が全員集合して、席に着いた。

 ちなみに、俺と阿冶さんが隣り合って、俺の向かいに爛さん、阿冶さんの向かいにクロちゃんが座っている。

「では、皆さんよろしいですか?」

 料理を作った阿冶さんが、掛け声を合わせる。

「「「「いただきます!」」」」

 皆一斉に、料理を食べ始める。

 俺は、まず魚料理――煮つけに手を付けた。

「うん、うまい!」

 身はふっくらと柔らかく、濃いめの味付けがしっかり付いていておいしい。

「本当ですか? 良かったです。一応人間界の料理を作ってみたんですけど、人間の方の口に合うか少し心配だったんです」

「本当においしいです。見た目も味もばっちり。それにしても、本当に料理が上手なんですね。味だけじゃなく、これだけの料理を一人でなんて」

「いえいえ、そんなことはないです。今日はですね、皆の好きな物を作ってみたんです。クロちゃんの好物は魚料理なのでお刺身の盛り合わせや煮つけを。爛さんの好物は肉料理なのでから揚げやローストビーフを。夏樹さんの好物は分からなかったのでその他に色々作ってみました」

 言われてみれば確かに爛さんは肉料理を中心に食べている。クロちゃんに至っては刺身の盛り合わせが気に入ったのか、そればかりをすごい勢いで食べている。

 すごい。料理の腕だけじゃなく、ちゃんとみんなの事を知って、みんなの事を考えているんだ

 人柄なのだろう。皆の食べっぷりを母親のように優しく見守っているその姿に勝手ながら尊敬の念を感じた。

「俺は、どちらかと言えば魚料理が好きですね」

「そうなんですか。それなら良かったです」

「なんだよ、夏樹ー。男なら肉を食えよ肉を」

 豪快に手羽先を貪っている爛さんが会話に入ってくる。

「俺を男としてちゃんと認識しているんだったら、女の子らしく恥じらいを持って接してほしいですけどね」

 さっきから、からかわれてばかりだったから、ちょっとした反抗とばかりに言い返す。

「フフフ、そうですね」

「なんだよ、阿冶まで」

 爛さんは、唇を尖らせる。

「「プッ、あははは」」

 それからも、爛さんや阿冶さんと談笑しながらもおいしく食事をいただいた。すると、ふとずっと黙って食べていたクロちゃんが箸をおいた。

「あれ、クロちゃんもういいの」

 クロちゃんは、コクコクと頭を縦に振る。

 それにしても、あの小さい体のどこに入ったのか、魚料理の大半を食べてしまった。

 クロちゃんは、立ちあがるとトテトテと可愛らしく阿冶さんに近寄り、何かを耳打ちした。

 気のせいだろうか、一瞬視線がこっちに向いた気がした。

 阿冶さんは、クスッと笑う。対して、クロちゃんは表情こそ崩していなかったが、ほのかに頬を赤くして走り去っていった。

「どうかしたんですか」

「フフッ、いえクロちゃんが夏樹さんにコレをって」

 阿冶さんは、小皿を俺に差し出した。

「コレって、刺身ですか?」

「はい。それと――さっきはごめんなさい――だそうです。フフッ可愛いですよね」

 さっき俺が魚料理が好きだって言ったからなのか、自分が気に入ったものを分けてくれたのか、あるいは両方なのか。とにかく、クロちゃんが初めて俺に歩み寄ってくれた出来事だった。

「そうですね、ありがたく貰います」

 本当に嫌われてはいなかったんだと俺は心の底でホッとした。


「やっぱり、少し寒いな」

 夜風を肌で感じて思う。

 居間の前の廊下は、中庭に降りられるようになっており、今はそこに腰を掛けて夜空を眺めている。

 後ろでは、阿冶さんといつの間にか帰ってきていたクロちゃんが後片付けを、爛さんがテレビを見ている。

 普通の光景。

 平凡な光景。

 半年前までは見慣れていた団欒の光景なのに、不思議ともう何年も見慣れていなかったようななつかしさを感じる。

『いただきます』……か

 懐かしい響きだった。

 あの閑散とした部屋。俺だけしか住んでいない部屋を思い出して思う。

 たった半年だけの独り暮らしだったのに、俺はこんなに寂しかったのか。もしかしたら、この十数年間も気づかないうちに変な疎外感を感じていたのかもしれない。

 でも、今日は――今日からは違う気がする。この一人として同じ種族のいない空間。この空間だからこそ、俺はこれからもやっていける

 新たな家族の声を聞きながら、俺は静かにそう感じた。

こんにちは、五月憂です。

今回は、いつもより早く投稿できたかなと思います。

第四話の魅力は、なんと言ってもヒロインの魅力です。料理上手の阿斗さんに、過剰なスキンシップの爛さん、人見知りのクロちゃんと、それぞれのヒロインの魅力が伝わればと思って書きました。

これからの生活、楽しい出来事、悲しい出来事、いろいろあるとは思いますが、この三人(+一)と夏樹で乗り越えてほしいですね。

最後になりましたが、「突如始まる異種人同居」--第四話 新居--を読んでいただきありがとうございました。今後とも、「突如始まる異種人同居」及び「五月憂の作品」をよろしくお願いします。



【改稿後】

第四話は、長い文章があったので、区切ってよりスムーズに読めるようにいくつか変えてみました。

是非読んで見てください。


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