2/2
第二話 狙殺法
「梅田…」「おい田中…」「松山…」
「なんだお前ら?早くやろうよ」
和田は俺達の繋がりについて理解して
いないようだ。こいつは死ぬ気も無い
くせにこの賭けに参加している。
そう思うと、何故だか知らないが無償に
殺したくなってくる。
「…さて、肝心の殺す方法だが…」
「手持ちを晒すってのは?」
「おぉ、いいねぇ!場に出たカードと、
俺達のカードに無い物があいつの手持ち
だから…」
「おい…何話し合ってんだよ」
「お前を殺すためだよ」
ガタッ
「おい…梅田っ」
「止めろおぉおお!」
____________________________
「さて…この1200万だが…当然貰う
権利は皆平等…400万ずつでどうだ」
「いいぜ」「勿論」
そして俺は友の金でギャンブルへと
嵌っていく事になる…