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プロローグ

8XX年現在、平安時代の日本のどこかに漁業が盛んな村があった。

その村の海底では人魚の王国があるという伝承が語り継がれているーー



むかしむかし、この村は漁業を生業にしていたが不漁に悩まされていた。

その頃、人魚の噂が村に広まるようになった。


海には人魚が住んでいて魚を逃がし漁ができないようにしている…

ここ数日続いている嵐は人魚の仕業だ…

人魚の肉を食べると不老不死になるらしい…

人魚の涙は真珠になり富をもたらすと言われている…

それらを聞いた村の民は人魚を捕獲しようと海に出たが、

嵐に巻き込まれ海に出た村の民は生きて帰らなかった。


残った村の民は人魚の祟りだ、我々の勝手な考えが人魚の怒りに触れたのだ。

そう考え、海を守る(あやかし)として人魚を祭った。


月日が経つと、以前より魚が取れるようになり

日本で一番、漁業が盛んな村になった。




この伝承は、果たしてただの昔話なのだろうか…?

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