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闇み上がり編01

「心配かけた。申し訳ない。」

久々のカメラ通話で、ゼリオは謝った。


「元気そうでなりよりだ。前にも言ったろ。俺はお前の味方だ。」


「ありがとうジュリ。ベックは通話を繋いで無いんのか。」

画面にベックがいないことに、ゼリオは残念そうな顔をする。


「それなんだが…」


「やぁー皆んな!!」

ジュリマックの画面にベックが現れ、


「「ベック!?」」

ゼリオとテイラーは口を揃えるのだった。


「まだ出所の時期じゃ無かったんだけど、ジュリマックさんが刑期の軽減をプッシュしてくれたんだ!」



ベックスターは3ヶ月後に出所の予定だったが、出所時にrib wreathのマークを恐れ、秘密裏に出所していた。


「万が一の事を考え、君らにも黙っていたんだ。

すまない。」


「それは全然いいんだが、そこ秘密基地だよね?ベックは今、そこに住んでるのか?」


「当たりだ。基地のリフォームを手伝ってもらってるんだよ。」


「ジュリーは出所した人を利用し過ぎよ。」

テイラーは不満そうな顔をした。



そんなこんなで、rib wreathについて進捗が報告された。

テイラーは新たにわかったことを、3人に説明した。


「現実的なメッセージか…」

ジュリマックはこめかみを押さえ、なにやら考えていた。


「ジョン・コレアは戦士を回収そびれたんだね。」

ベックが、発言する。


「確かに…なんで回収そびれたんだろ?ノーネームにして、回収を避けたのかしら?」

テイラーが考えを言う。


「簿記にエセルって書いてあったなら、その絵の情報は漏れてるはずだから、回収されてたんじゃないの?」

ベックが圧力的に話す。


「そんなのわからないわよ!タイミングがあったのかも知れないし!」

テイラーは、ベックのいつも通りの塩対応に、遂イラッとしてしまった。


「まぁリリスも魔女も、コリアの作品として残っていたなら、彼はrib wreathでは無いと考えていいんじゃないかな。」

ベックは得意気な顔をした。


険悪になっているムードを感じとり、ゼリオが発言した。

「とにかく!今は黒猫とホワイトライオンについて考えよう。」


「そうね、それしか進展の兆しが無いもの。」


「ゼリオが言うなら賛成するよ。」

テイラーはベックを睨みつけた。


「すまん、俺は先に抜けるよ。頭が痛いんだ。」


「ジュリが

「ジュリーが

「ジュリマックさんが

体調不良!?!?」」」


ジュリマックは退席したのだった。


「そういえば、ゼリオが体調不良になって、テイラーが病院に連れてくって話を聞いちゃったんだけど、何があったの?」

良ければご感想お願い致します。

初めての投稿です。御指南頂けるとありがたいです。


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