街に暮らす編07
「今日からよろしくね」
「はい、よろしくお願いします。」
ゼリオは、ステーキ店でウェイターの仕事を開始していた。
「おい、彼女はレアを頼んだんだ。火が通り過ぎだ!」
「すみません。どうやら身籠ってらっしゃるようなので少し強めに火を通しました。」
「フォーク落としちゃっ
「フォークをお持ちしました。」
「アルコールは何がおすすめ?」
「先程、ラムチョップを頼まれていたと思うので、バーボンにレモンを加えたカクテル、コモドールはいかがでしょうか。」
人との駆け引きは得意なゼリオは、初日でチップNo.1になるほどの実力を見せた。
「ゼリオくん、すごいね!なんであんなに視野が広くて、気配りもできるの!?
メニューも記憶してるし、すでにチーフレベルだよ!」
「そんなことないですよ。」
ゼリオは役立つ魔法を駆使していたのだった。
仕事を終え、家に着くとすでに24:00。
ゼリオは久々に、魔女について調べるのだった。テイラーから、黒猫はバステトや、魔女を意味することしかわかっておらず、進展が無いことは聞いていた。
『黒猫かぁ…イブの上にいる黒猫。ん?…このイブ、リリス絵と比べるて少し痩けて見えるな…寝ているわけではないのか?』
考察したところで進展もなく、テイラーにイブが痩せて見えるとメッセージを入れ、就寝するのだった。
昼頃目覚めると、メッセージが来ている。
「そうなの!私も思った!またこの絵について話ましょ!」
ずっと魔女について語りたがってた様子。
「うん、落ち着いたし、頃合いだね。」
とメッセージを返した。
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