骨とリングの謎編02
「モーガンさん。お久しぶりです。」
「お久しぶりです。お元気そうで何よりです。」
テイラーはモーガンのハグに、心配してくれていたことを強く感じとった。
「お怪我はありませんでしたか?ガサの件は正直、言うべきでは無かった。」
「いえ、モーガンさんのおかげでわかったことがありました。ありがとうございました!」
テイラーは、わかったことをモーガンに全て話したのであった。
「他のシンボルの存在ですか……そのような情報は得られてません。それにこれと言った情報は得られてないのです。申し訳ありません。」
「いえ、謝らないでください!いつもモーガンさんには感謝しております。これお土産なんですけど。」
テイラーはマリアージュ・フレールのマルコポーロを手渡した。
「この紅茶は大好きです。ありがとうございます。」
テイラーはモーガンに挨拶を済ませ、博物館を後にした。
「久しぶりカール。みんな!」
「久しぶりじゃないか!警察の協力って聞いてたけど、もういいのか??」
「ええ、一旦落ち着いたわ。しばらく留守にしてごめんなさい。」
「大丈夫さ。たまたま大した依頼が来なかったから何とかなったさ。」
久しぶりに仕事先に出勤すると、みんな暖かく迎えてくれた。
「どんなことを調べてたんだ?」
「ごめん、言えないんだ。」
「まぁそうだよな。」
「そういや、カールは宗教の歴史に詳しかったよね?」
「それしか君に勝てることはないさ」
「そんなことないわよ。アダムとイブの話って詳しい?」
「それは有名過ぎる話じゃないか、神がアダムの心臓に近い肋骨からイブを誕生させたってやつだろ?俺に聞かなくても…」
カールはwhyのポーズをした。
「そうだよね、ごめーん」
「でも、自分の体から妻を作ったですごいよな。ちゃんとした妻がいたのに。」
「えっ、そうだっけ?」
「そうさ、リリスって言う悪魔。サタンの嫁でもあったはずだよ?」
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