骨とリングの謎編01
「シェリルさんは本当に頭が良い、既に大学レベルの勉強まで追いついております。
大学受験をされても問題無いかと。」
「本当に!?やったよパパ!」
「さすがだ。シェリル。さすが私とライラの娘だ。」
ジュリマックと、秘密基地近くの森で落ち合う予定になっていた。
「やっと帰ってきたか、タンドラちゃん!」
ジュリマックは大声で出迎えた。
「タンドラより私たちでしょ!」
「たしかに、すまなかった、ついな…」
ジュリマックは後ろにあるMINIを隠そうとする仕草をした。
テイラーは窓からMINIの様子を見ると…
「なによ!天井凸ってるじゃない!?!?」
「あーすまない。気をつけてたんだが、頭でやっちまった…」
弁償するから許してくれとジュリマックが言うと、テイラーがおあいこにしましょと言った。
「えっ、な、なにをした?」
「バックしてたらぶつけちゃった」
テヘと、笑う。
テールゲートが曲がり、開け閉め出来ない状況になっている姿を見たジュリマックは膝から崩れ落ちた。
「あぁぁぁ、おあいこだ…」
「それで、どんな収穫があったの?」
秘密基地で、ベックスターのみカメラ電話で参加し、4人で手がかりについて話す事となった。
「これが今回見つけたシンボル。」
肋骨の絵。心臓部分の骨は無く、リングも存在しない。
「これってrib wreathに関係あるの?」
ベックスターが口をだした。
「やっぱベックも見た事ないか…ちなみにちょっと変わったシンボルとかは見た事ないの?」
「ないな…全て一緒だったと思う。」
「そうか。この絵について、テイラーの考えを聞いてほしい」
ゼリオがテイラーに話を振った。
テイラーは教会内で考えたアダム説を話した。
「そしたら、無くなった骨=イブを表すシンボルが存在するってことか?」
「おそらくね。けど、ベックが見た事ないってなると難しいわね…。とりあえず、モーガンに会ってみる、ゼリオも一緒に行く?」
「ジュリ、行ってもいい?」
「なんか前より仲良くなってないかぁ〜?」
と、ちゃかしを入れられつつ、
「まだやめといた方がいいだろうな。大分落ち着いて来たが、当の本人にインタビューできた情報機関は無いからな。まだお前を追ってるよ。」
「ちなみにリングは何だと思う?」
空気を読まないベックが質問してきた。
「今その話じゃない…けど、私の推理を聞きたいんじゃ仕方ないわね!」
ベックはやばい!って顔をした。
「リングは心臓を表しているのかも。この骨の位置には心臓があるから。イブが生まれたことで心を失った?ってことなのかも!それかこう言う考えもあるわ
「わかった!ありがとう!よくわかったよ!」
良ければご感想お願い致します。
初めての投稿です。御指南頂けるとありがたいです。
ブックマーク、ご評価よろしくお願いします。