帰路編01
「ジュリマックさん、もうすぐ出所するんですが、僕もゼリオと一緒に秘密基地に匿ってください!!」
「条件次第だ!」
帰り道、ゼリオは浮かない雰囲気だった。
それを察してテイラーは黙っていた。
「すまない、こんな雰囲気にしてしまって。」
「大丈夫よ、私もショックだったもの。」
こんな状況でも運転してくれているテイラーの様子をみて、電話をし始めた。
「3日後、2部屋空いてますか?
夕食の予約もお願いします。」
何やらゼリオは予約を済ませた。
「どうしたの?」
「帰り道、またあのホテルに泊まろう。いいかな?」
「えっ!ラシュタットのホテル!?もちろんよ、嬉しい!」
検問も問題なく通過し、予定通りドイツに入国した。
「ミュンヘンで行きたいとこがあるんだ、寄ってもらってもいいかい?」
「おっけー!」
着いた先は、マキシミリアン通り
「ここってショッピング通り!?」
「今日のディナーは、ここで全てコーディネートして行こう。僕がプレゼントする。」
「本当に!?それ、最高にイカしてるわ!!」
楽しい時間であった。
「これ似合う??」
「こっちのほうがいいよ」
「あなたにはこれね」
「イカしてるよ」
「あー楽しかった!!もう完璧!!」
「せっかくグラスが2個あるんだ、またワインを用意しよう」
「いい提案ね!」
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