番外編 秘密基地
郊外の森の中にポツンとある小屋に車をいれた。
秘密基地の入り口は防空壕のような見た目。
柵の鍵を開け、中に入ると、迷路のようになっており、案内された先には、近代的なドアが設置されていた。
暗証番号と指紋認証をし、中に入ると、そこには別世界が広がっていたのだ。
「君、ここにいくらかけたんだ?」
「俺の趣味はここ!趣味に使った金を聞くなんて野暮だぜ?」
ドアを開けるとすでに2階部分におり、部屋全体を見渡せた。部屋は1つかないようだった。
イメージで言うと、体育館の2階からコートを見渡たしてるような光景。
広さは体育館2個分くらい。
上から見ると、バスケコートに小さめのゲームセンター、バーに、ジム。色々な物が見えたかが、それらの周りには細めの道路があり、ゴーカートで回れるようになっていた。
螺旋階段で1階に行くと、目の前には、ゴーカートやミニバイクが置いてあった。
「どれでも好きなの乗ってくれ」
ゼリオはゴーカートを選び、ジュリの後を追うと、色々紹介されたが、覚えきれなかった。
「電気とか水道、ガスはどうしてるんだ?」
「電気は近くにある滝の水力と、風力タービンを1台契約してあり、それらを充電して使用してるんだ。だからこれだけの電力でも実質金額がかかってない。
水道は地下水を使っていて、ガスは使ってない。最高にイカしてんだろ?」
「食べ物とか買い物はどうしてるんだい?」
「せっせと荷物を運んでるよ。筋トレになるしな。今はたくさん補充してある。当分大丈夫だ。」
「ありがとう、ジュリマック」
「楽しんでくれ!」
もちろんこの日、ゼリオは落ち着けるはずもなく、寝不足になった。
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