カルト編02
パソコンを切った直後の話。
2人でソファに座わり、話をした。
「まさかベックが知ってたなんて。」
「えぇ、びっくりしたわ。」
「君の推理は正しかった。」
「私の凄さわかったでしょ?」
やっとの手がかりに少し気が緩んだのか、
彼女がとても美しく見えた。
「すごいよ、とても。君がいてくれて本当によかった。」
「なにぃ〜?もしかして惚れちゃったぁ〜?」
と茶化し、
「いいわ、ここまで来たらとことん付き合ってあげる!」
「もう迷惑はかけられない。それに、君を危険な目に合わせるわけにいかないよ。」
「トリックを教えておさらば!!なんてさせないわ。だからまだ教えてくれなくていい。協力させて。」
「何が起きるかわからないよ?」
「この好奇心を止めようする方が危険だわ!」
『そういうことね』と、苦笑いをしながら
「これからも頼むよ。テイラー」
手を差しのばし、
「うん!」
と、握手をした。
『やっぱり。間違えない。』
その直後だった。
「邪魔するぞぉ」
ジュリマックが訪ねてきた。
「おっと、テイラーさん。こんばんは。
ゼリオ、なんで握手してるんだ?」
「ちょっと成り行きでね。
ジュリに話したいことがあったから来てくれて丁度よかった。」
「お付き合い始めました。って報告ならいらないぞ」
「違う、例の件についてだ。」
ゼリオはジュリマックに今わかっていることを全て話した。
「テイラーさん、ご協力感謝します。
しかし、私が関わっていることはくれぐれも内密にお願い致します。」
テイラーについては、事前に報告を受けていたため、協力者として把握済みであった。
「はい、わかりました。」
「ゼリオ、一応確認だ。ベックスターってやつも信用できるんだよな?」
「あぁ、できる。だが、君の名前を出してすまない」
「ならいいんだ。」
「それで、私に何の用で来たんだ?」
「忘れてた!それなんだが…」
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