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出所編04

「Mr.モーガン、ゼリオさんが1週間後、仮釈放が決まりました。ジュリマックさんが色々手を回してくれたようです。

なので、私はもう、あなたのお力になれません。」


「それはよかった。

ありがとうございました。

ご面倒をおかけしました。」


「これで彼女は彼に会いやすくなりましたね」


「いえ、まだ彼女に伝えるつもりはありません。

もし、面会希望の連絡来ましたら、お断りしてください。トニー」


「承知致しました。

あれから1度も連絡無いのでおそらくないとは思いますが、来たらそう伝えます」


「ええ、よろしくお願いします。

今の彼女には休憩が必要なので。

それでは失礼致します。」

モーガンが立ち上がると


「わざわざご足労頂かなくとも、私がお伺いしましたのに。ありがとうございました。」

と、申し訳無さそう顔で頭を下げた。



「私の部屋には、白雪姫が眠っていますのでね。まぁ私が魔女であり、王子でもあるんですが。」と笑った。


???な顔したトニー。


「それでは」










『やっぱ元気出したい時はここのステーキ!』


「マスター!Tボーンステーキ!いつもの量で!今日はミディアムレアにして!

あとビールをよろしく!」


『本当は薬があるからアルコールだめなんだけど…ステーキにビールは外せないわ!』



テイラーは美味しい肉をビールで流し込んで最高の気分であったため、珍しく、バーに足を運んでいた。


「白州ロックでお願い!」


カラン

『日本のウィスキーは本当に最高』


「日本酒バーなのに、ジャパニーズウィスキーしか頼まないのテイラーちゃんくらいだよ。」

と店主の日本人マスターが笑顔で話かけて来た。


「だって、美味し過ぎるんだもん。私はこれを愛してるの。」

グラスにキスをした。


店主は微笑ましそうに

「山崎もちゃんと仕入れてあるよ。」


ニコっとして

「山ハイ1つよろしく!」


「はいよ!」


『こんなにお酒を楽しめてるのいつぶりだろう』

氷を指でクルンとさせ、最後の一口を飲んだ。

『ウィスキーなのに爽やかな飲みごたえ、草原を裸足で走ってるかのよう』


「美味しそうに飲むね。こちら山崎ハイボールです。」

マスターがグラスを置く。


「この子も愛してる。ちゅっ」


マスターはまたも微笑ましそうにした。


グラスを持ち一口。

『しっかりとした飲みごたえなのに爽やかな香り。フルーティーでもバニラでもない。純粋なウィスキーの香。鼻に抜けるこの香がたまらない。これぞジャパニーズウィスキー』


味っていると、店主が話をして来た。

「家でも日本のウィスキー飲むの?」


「家では飲まないわ、雰囲気が良くないと、味が落ちるから嫌なの。」


良ければご感想お願い致します。

初めての投稿です。御指南頂けるとありがたいです。


ブックマーク、ご評価よろしくお願いします。

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