MAP POINT編01
悪魔の言葉が分かるとの発言に、3人が驚いたのは当然。テイラーが、新たな進展に心を弾ませたのも当然。ジュリマックの協力があり、ゼリオとテイラーは仕事を休み、地図に印された1番近いポイントへ行く事となった。
「また、テイラーは捜査協力か。ハァー」
カールはため息をつき、
「いっらっしゃいっまっせっ。ハァー」
筋肉隆々ウェイター姿のジュリマックもため息をついた。
「ヘルプくん！笑顔笑顔！」
店長は筋肉ウェイターを注意し、
『えっ、すっごいタイプ…』
エイミーは目をハートにさせていた。
「ちょっ！エイミー！？」
店長は、嫌な予感を受信するのだった。
「ここが、ポイントだ。何も無いな。」
場所は、イギリスBathにあるセブンスデーアドベンチスト教会からオールド・スクール・ヒルに入った周辺。
ゼリオは、とりあえず赤い目を使い、周辺を見渡す。
『特に何も感じ無いな。あれ？』
ストリートアートが目に入った。
「なにか見つけたの？」
「いや、あのアート、どこかで見たことがある気が…」
どうしても思い出せないゼリオは、ネイサンに連絡することに。
「このストリートアート、知ってる？」
「すみません、これは知らないです。けど、あのストリートアートにすごく似ていますね。」
ネイサンとの会話を終えると、もう一本電話をかける。
「どうされたのですか！？」
電話の相手に、ストリートアートの話をすると、待つように言われた。
ガチャン、キーーー 重厚な門が開き、中から人が現れる。
「久しぶりだね。ゼリオくん。」
「この方は？」
テイラーが小声で質問をした。
「この方は、ロブソンさん。six deadのボスだよ。」
「えええぇ！？！？」
テイラーは、大声をあげたのだった。
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オールド・スクール・ヒルは実際にありますが、ストリートアートは、実際にはありません。
