悪魔追究編07
「元気にしてた?おばあちゃん。」
「えぇ、元気にしてたよ。いつもありがとう。」
「元気にしてた?おじいちゃん。」
「%→☆○*#@&\-<」
「そんなこと言っちゃだめだよ。悪いのとってあげる!」
「ありゃ、わしゃ、なにしてたんじゃ?」
「ボケてるんじゃないよ、じいさん。」
「カールは宗教の歴史に強いけど、悪魔とか天使とか信じてる?」
「俺は理系だぞ?」
カールは嘲笑った。
「だよねぇ〜。あくまでも研究対象だもんね。」
そんな話をしていると、ラボ責任者からチームにアンティークが届けられた。
「これはある人から、君らのチームご指名で、調査依頼を貰った。これが何なのか調べて欲しいそうだ。頼んだよ。」
カールがアンティークを目にすると、笑顔になり言った。
「これは、宗教的価値がある遺物だよ。誰がこれを?」
責任者に質問すると、責任者は手のひらで室内窓を差した。
「ジュリー!?!?」
慌てて、テイラーはジュリマックの方へ向う。
「どうしたの!?なんでここに!?」
「あー、なんだ。この前はすまなかった。
お詫びにあれを調べてもらおうかと思ってな。」
するとテイラーは小さい声で訴えた。
「組織絡み!?だったら危ないじゃない!」
「大丈夫、ここの連中は全て調べたし、悪いようには視えない。それに組織とは関係無いと思う。」
「そうなの?なら、なんでお詫びがあれなの?」
「そのー、ある人の形見なんだが、古くから伝わって来た物らしくて、もしかしたら創造的考えに役立つかなと思ってな。」
「確かに、カールが宗教的価値がある遺物って言ってたけど…」
「これを調べていく段階で、手がかりが見つかるかも知れない。」
「そうね…わかったわ。やってみる。」
「大事な物だ。慎重に頼むよ。」
「私はプロよ?」
そう言い、テイラーはラボへ戻って行った。
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