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悪魔追究編05

「フランシス神父、お久しぶりです。

彼女はMs.ソフィ・ブラウン。私どもには手に負えず、神父のお力をお貸し頂きたく、参りました。」

そこにいるのは、神父姿の男と、車椅子に乗った虚ろな女性。


「久しいな、ユリウス。

ソフィさん、ご体調はいかがかな。」


「・・・・・・」


「反応無いか。ユリウス、シスター室に彼女を運んでくれ。」


「わかりました。」

フランシス、ユリウス、ソフィはシスター室へ向かった。


「フランシス神父、彼は?」


「彼は今日、助手を務めてくれるゼリオ君だ。

ゼリオ君、こちらはユリウス神父。」

ゼリオとユリウスは握手を交わすと、ユリウスがフランシスにコソコソ話を始めた。


「助手って、一般の方じゃないですか!彼には危険ですよ!」


フランシスは少し笑みを浮かべ、ユリウスのニの腕を叩き、普通に話した。

「彼は愛を信じ、救いを理解している。悪魔に付け入る隙は見せないよ。」


「だからと言って一般の方を巻き込むなんて…」


「そうだね。だが、興味があるだ。」


「興味?ですか!?」

ユリウスは、またか…のような反応を見せ、

「なにかあっても知りませんよ?」

と言い、ため息をついた。


ユリウスがソフィをベッドに寝かすと、フランシスはゼリオに話かける。

「話した通りにやってくれればいい。いいね?」


ゼリオは「はい」といい頷いた。





ユリウスとソフィが到着する前のこと。

「フランシス神父、私に何ができるでしょうか。」


「君は、誰かのために生きて来たのだろう。

しかし、君のための想いに気づけず、憎の想いを貰ってしまった。今は、想いに気づけると思うかね?」


「……気づくのでは無く、愛し合えればいいなと思います。」


神父は暖かに微笑み、

「そうか。なら、神と愛し合いなさい。」

と導き、聖書を渡した。

「あとは、その気持ちでこれを読むだけだ。」

良ければご感想お願い致します。

初めての投稿です。御指南頂けるとありがたいです。


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