表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
104/141

黒猫と白いライオン編06

テイラーは絵を並べた。

「私達が2つのシンボルから仮説した考えで言うと、絵の順番はこうだと思う。」

【リリス】→【戦士】→【魔女】


それを見たゼリオは呟く。

「リリスを取り戻すには、皆既日食が起きている時にイブを消すってことか。」


「でもさ、皆既日食は現実的だけど、結果は創造的だよね。」

ベックは背もたれに体重を乗せ、ため息をついた。


「そうとも限らんぞ。」

ベックのパソコンをいじっているジュリマックが言い放つ。


「ジュリー、なにか見つかったの?」


「あぁ、これを見てくれ。」

         【ラグナロク】

「北欧神話で日食は、世界の終末の日に起きるみたいだ。」


「それって…」

テイラーが青ざめていく。


「最悪な仮説だが、奴らの目的は、世界規模のテロ計画を伝承しているのかも知れない。」


ベックは、横にいるジュリマックに質問する。

「テロ行為を起こすことで、イブなる者を消し、リリスなる者を取り戻すってことですか!?」


「そういうことなのかもな。奴らは危険な組織の可能性がある。これからは一層、行動を慎重にしよう。」


「待って!!」

突然テイラーが声を荒げる。


「どうした!?」

「なに!?」

ジュリマックとベックが反応する。


「組織はかなり古くからある組織なのよ?

誰も未来のことなんてわからないのに、誰かを消すとか、誰かを取り戻すとか、わかるはずが無くない!?」


「まぁそうだが…抽象的なことなのかもな。」

ジュリマックは腕を組んだ。


「けど!げど…1人だけ可能な人がいるの。」

テイラーが見る先には、うつむいているゼリオがいた。

良ければご感想お願い致します。

初めての投稿です。御指南頂けるとありがたいです。


ブックマーク、ご評価よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ