表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エバーシンス  作者: k-ta
51/80

51

 水を出したまま、しばらく動かなかった。これでよかったのだ。これ以上一緒にいると、自分が何をしでかすかわからない。もし手でも出してしまえば、汚いものを見るかのように、軽蔑され、虐げられ、今までの関係は一気に嫌なものに変わってしまう。そして、そんな気持ち悪い体験をさせてしまってはいけない。やはり、これ以上距離を縮め、仲良くなっていくわけにはいかない。絶対に手に入らないなら、やはり出会わない方がいい。仲良くなればなるほど苦しみはどんどん大きくなる。ただでも叫びたい。好きだと。こんなに苦しいなら、好きという感情なんかなくなってしまえばいい。水を止めて、空っぽになった部屋を見渡した。楽しかった2人で過ごした時間が残酷に蘇る。

 どうかこの苦しみを忘れさせてくれる薬を下さい。神様、いままでのことを無かったことにしてください。なぜこんな目に合わせるのでしょうか。ただただ悲しいのに、涙で洗い流してもくれない。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ