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女神 1~10章(全面推敲版)  作者: のどか
第5章 神の国を侵略した龍《ドラゴン》
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神の国を侵略した龍《ドラゴン》 9

 と、隊長は後方からの視線を感じました。横目で後ろを見ると、巨大な眼が。怪獣がじーっと自分たちをにらんでたのです。隊長は焦りました。

「なんだよっ! こっち見んなよーっ!

 ぐおーっ!」

 隊長は気合を入れると、女神隊員の身体を一気に抱え上げました。怪獣はその女神隊員の巨大な単眼に注目しました。

「サイクロプス? あの巨人は女神でサイクロプスだったのか? ここではサイクロプスは女神として崇められているのか?

 ふふ、これは真っ先に消しておくべき存在だな!」

 隊長は女神隊員の身体を抱えたまま駆けました。怪獣はそれを見ながら口の中に炎を溜め込み始めます。


 上空では5機のF2戦闘機が2発ずつ、計10発のミサイルを発射。ミサイルは放物線を描き、ぶ厚い雲の中へ。そのまま雲を突き抜けます。


「死ねーっ!」

 怪獣がいよいよ火焔を吐く寸前に。が、その瞬間、10発のミサイルが怪獣の身体に飛んできました。全弾命中。大爆発。怪獣は悲鳴を上げました。

「ぎゃーっ!」

 その爆風が隊長と女神隊員の身体を吹き飛ばしました。

「うぐぁーっ!」

 2人の身体はアスファルトの上を転がります。それを見てストーク号のコックピットの寒川隊員は唖然とします。

「ああ・・・」

 そして大声をあげました。悲鳴です。

「隊長ーっ!」

 隊長は横たわったままに。

「うう・・・ くそーっ、こんなところでやられてたまるかよーっ!」

 隊長は立ち上がろうとしてます。けど、右ひざに激痛が走り、ガクンとへたり込みました。

「うわっ・・・

 くそーっ・・・」

 隊長が顔を上げると、目の前に女神隊員の身体が転がってました。彼女の特徴的な単眼が丸見えになってます。隊長はそれを見て、女神隊員のヘルメットを取ったことを悔やみました。

 こんなところを新○や文○や東○ポなどのパパラッチに発見されたら、女神隊員の単眼が撮影され、世間に公表されてしまいます。いや、今は素人のカメラマンさえ怖い状況です。それだけは絶対避けないと。

 隊長はなんとか立ち上がると、再び女神隊員の身体の下に両手を入れました。女神隊員の身体を抱え上げるつもりです。けど、やっぱり持ちあげられません。今回は右ひざを痛めてます。余計に重く感じる状態。

「くっそーっ!」

 気合を入れる隊長。けど、女神隊員の身体をなかなか上がりません。


 一方10発のミサイルを同時に喰らってしまった怪獣は、若干きつそうです。

「くそーっ、へんちくりんな魔法弾を使いやがってーっ!・・・」

 怪獣は空を見上げました。しかし、雲がぶ厚く、敵が見えません。

「雲に紛れて攻撃する気? 小賢しいわねーっ!」

 怪獣は耳を澄ませました。聞こえてくるジェット音。怪獣はジェット音が聞こえる方向をにらみました。

「こっちか?」

 怪獣は火焔を吐きました。その火焔にさらされ、その部分の雲が吹き飛びました。大きく空いた雲間からこっちに向かってくるF2戦闘機5機が見えました。

 今F2戦闘機が再び2発ずつ、計10発ミサイルを発射。怪獣はそれを見て、口の中に炎を溜めました。

「えへへっ、丸見え!」

 怪獣が火焔を吐きました。それがミサイル10発を爆破、さらにF2戦闘機5機までもが一瞬で消え去ってしまいました。怪獣は高笑い。

「ふははは、こんなもんなの!? この世界も全部私のものよ!」

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