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女神 1~10章(全面推敲版)  作者: のどか
第5章 神の国を侵略した龍《ドラゴン》
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神の国を侵略した龍《ドラゴン》 8

 女神隊員も炎に包まれた街を見て、

「街が壊される。次は受け止めないと・・・」

 怪獣は口の中に再び炎をため込んでます。

「もう1回!・・・」

「させるか!」

 女神隊員は一緒に巨大化したレーザーガンを取り出し、発射。その光弾が怪獣の額に命中します。が、やはり何も効いてません。

「だから、そんなものはなんにも効かないと言ってんだろ!」

 怪獣は火焔を吐きました。それに対し女神隊員はバリアを張りました。

 バリアには特に決まったポーズはありませんが、片ひざを付き、両腕を真っ直ぐ伸ばし、両掌を目いっぱいに広げ、バリアを張りました。ハニカム構造の光のバリアは3層にもなってます。

 正直女神隊員はまた避けたい気分です。けど、これ以上街を壊されてはいけません。自ら盾になることを選びました。

 ついに怪獣の吐いた火焔が女神隊員のバリアに命中。最初のバリアはいとも簡単に破壊、突破。2つ目も破壊、突破。そして最後の3つ目も突破されました。

 女神隊員の身体は火焔を浴び、大きく吹き飛ばされてしまいました。それを見て隊長、寒川隊員、橋本隊員、倉見隊員は大きな衝撃を受けました。

「ああ・・・」

 女神隊員の身体ははげしく地面に叩きつけられました。次の瞬間、女神の身体はすーっと縮小、等身化しました。怪獣はそれを見て、高笑いしました。

「はっはっはーっ、口ほどにもないわ!」

 隊長は青ざめて顔。寒川隊員に命令です。

「おい、降ろしてくれーっ!」

「は、はい!」

 ストーク号が空中停止。腹から真下に淡い光が1条放たれました。エレベーターのシャフト代わりの光です。そこから隊長の身体が降りてきました。怪獣はその光景を見て、

「ん、天使降臨?・・・」

 隊長は地面に降りると、女神隊員の身体に向かって駆け出しました。

「くそーっ、死んでないよな? 女神・・・」

 その発言は独り言でそれゆえ小声でしたが、聞き耳を立ててた怪獣の耳にははっきりと届きました。

「女神だと? あいつは女神なのか? じゃ、今駆け付けた男は天使ではなく、神? ここは神の国だったのか?・・・」

 ちなみに、ヘロン号はこの時点でも怪獣の後頭部にビームを浴びせてますが、怪獣にはまったく効いてなく、そのせいか怪獣もまったく反応してません。コックピットの橋本隊員は焦ります。

「くそーっ、効いてねぇ・・・ 何かやつに効く兵器はないのかよ!?」


 地上では隊長が女神隊員の両肩を握り、その身体を揺らしてました。

「おい、女神、しっかりしろーっ!」

 しかし、女神隊員は何も反応しません。隊長は女神隊員のヘルメットを取りました。すると女神隊員の単眼が丸見えになりました。

 隊長は自分の右手のグローブの中指の先っぽを噛み、そのグローブを取り、その手を女神隊員の首筋に当てました。

「脈はある・・・」

 そのヘルメットに寒川隊員からの無線が入りました。

「隊長、空自が来ます! F2です!」


 曇天の上、5機のF2戦闘機がV字に編隊を組んで飛んできました。


「くっそーっ! こんなときに・・・」

 隊長は女神隊員の身体をお姫様抱っこで抱え上げようとします。が、女神隊員は意外と体重がありました。

「お、重い・・・ こいつ、なんでこんなに重いんだ?」

 当たり前です。女神隊員は細身ですが、身長が175cmもあるのです。女性でも重くって当たり前なのです。

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