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女神 1~10章(全面推敲版)  作者: のどか
第5章 神の国を侵略した龍《ドラゴン》
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神の国を侵略した龍《ドラゴン》 2

 だいたい隊長の胸の病気の原因は、あの赤い女の子が放った矢です。あれで心臓が不調になったのです。それがなんで急性心筋梗塞になった? まったくの理解不能な状況なのです。


 さてさて、この退屈な昼下がり、女神隊員はいったい何をやってるんでしょうか? 実はノートパソコンでアニメを見てました。リトルクイーンのいけない魔法マジック11話。女神隊員がとても楽しみにしているアニメです。

 いつもは香川隊長が見てるところを便乗する形でこのアニメを見てましたが、数日とはいえ隊長は入院してたせいか、録画が溜まってるようです。

 リトルクイーンのいけない魔法マジックを視聴するまでかなり時間がありそうなので、手っ取り早くネットで鑑賞するようです。

 ノートパソコンを開き、チュートリアル通りに操作して、いよいよアニメ開始。女神隊員は固唾を飲みました。


 前話の最後で爆死してしまった主人公の1人、準一。それに追い打ちをかけるように、巨大な空飛ぶ要塞がノルン王国の首都イザヴェルの上空に出現しました。この国の侵略を虎視眈々と狙ってたグラニ帝国の要塞です。要塞に乗った敵将がアジります。

「今から24時間後にこの要塞の主砲を撃つ。1つの都市を丸ごと吹き飛ばす大砲だ。死にたくなければ、この国の女王の首を持ってこい。女王の首を持ってくれば、お前たちの命は保証してやろう!」

 ノルン王国は大混乱に陥りました。たくさんの人々が首都イザヴェルから脱出します。それでも兵隊たちは幼い女王を守るために武器を取ります。

 しかし、女王を直接警護する近衛兵たちは、敵が雇った魔女ブリュンの前に次々と戦死。ついに女王は1人だけになってしまいました。さらに女王は致命的なけがを負ってしまい、絶体絶命に。が、土壇場で死んだはずの準一が現れ、女王を救います。

 準一は爆死する寸前自分に魔法をかけ、魂だけの存在になってたのです。けど、女王を救うために一気に魔法力を使ってしまい、この世に存在する力がなくなってしまい、消滅してしまいました。

 準一の魔法で身体が全快したものの、再び1人だけになってしまった幼い女王。女王は決断しました。禁忌の魔法を使おう! その魔法とは・・・


 ここで11話終了。次はいよいよ12話最終回。女神隊員はこのアニメの主人公の女の子(女王)に完全に惚れ込んでしまいました。私も姫のように準一守られたい・・・

 あれ、女神隊員はいつもテレストリアルガードに守られてますよね?


 テレストリアルガードの一般職員が箱を持ってサブオペレーションルームに入ってきました。

「宅配便が届きました~!」

 上溝隊員がその箱を受け取りました。

「はい、ご苦労さん」

 上溝隊員がそのラベルを読みました。

「あれ? これ、女神さん宛になってるわよ」

 女神隊員は上溝隊員を見て、

「え?」

 上溝隊員は女神隊員にその箱を渡しました。

「はい」

「あ、ありがとう・・・」

 女神隊員はその箱をテーブルに置きました。そしてそのふたを開け中を見ると・・・

「え、ええ?・・・」

 女神隊員はフリーズしてしまいました。


 午後4時過ぎ、引き分けの自動ドアが開き、隊員服姿の海老名隊員が入ってきました。中学校から帰宅したばかりのようです。

「ただいま~!」 

 と、テーブルに座ってインターネットをやってた女神隊員がふいに立ち上がりました。

「あ、お帰りなさい!」

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