表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神 1~10章(全面推敲版)  作者: のどか
第4章 前方の敵後方の敵
71/380

前方の敵後方の敵 13

 女神隊員はレーザーガンを発射。パシューッ! その光弾が宇宙人Bの胸を甲冑ごと貫通。

「そ、そんな・・・」

 宇宙人Bはあっけなく倒れてしまいました。それを見てマニアたちは大喜び。

「やったー!」

「さすがヘルメットレディーっ!」

 狂喜乱舞しているマニアの中には、先ほど全身に粉を浴びてしまったマニアもいました。

「ああ、こんなにすごいものを見られるなんて、オレはなんて幸せなんだ~!」

 宇宙人Cがヘロン号のビームに倒され、宇宙人Aもストーク号のビームにあっけなく破れてしまいました。マニアたちの歓声はさらに大きくなりました。

「すっごーい!」

「やっぱ日本のテレストリアルガードは世界一、いや、宇宙一だ!」

 ストーク号のコックピットの隊長がそのマニアたちをコンソールのモニターで見てます。

「あは、こんな早朝からご苦労なこった!」

 と、寒川隊員が四次元レーダーの異変に気づき、はっとしました。

「隊長、大変です! 透明な未確認飛行物体がいます!」

「何っ!?」

 隊長はヘルメットと一体になった無線機に叫びました。

「女神、伏せろ!」

 地上の女神隊員はその声を聞いて、はっとしました。

 と、一条の光弾が女神隊員の真後ろから地面と平行に飛んできました。が、光弾が女神隊員の背中に命中する寸前、女神隊員は身体をさっと伏せました。通り過ぎていく光弾。女神隊員は少し顔を上げ、その光弾の行く先を確認しました。

 マニアたちはびっくり。

「な、なんだ、今の光弾は?」

 ストーク号のコックピットの隊長が寒川隊員に命令します。

「ミサイル発射!」

「了解!」

 ストーク号がミサイルを2発同時発射。そのミサイルが何もない上空で炸裂。すると大量の粉が発生。その粉の中から1つの機体が現れました。マニアたちはその機体を見て驚きました。

「あ、あれはスペースストーク号じゃないか?・・・」

 そう、それはスペースストーク号だったのです。

 ストーク号のコックピットの隊長。

「ふっ、来たか、やっぱり・・・」

 寒川隊員が応えました。

「そ、それが・・・ 状況からして、昨夜からずーっとここに着陸して待機してたようです!」

「お、おい、ほんとか? なんでそんなめんどくさいことを?・・・」

 女神隊員は立ち上がり、そしてスペースストーク号を見ました。それを見た途端、女神隊員にある忌まわしい記憶が沸き上がりました。女神隊員が乗ってきた宇宙船を攻撃した3隻の宇宙船。その中心にいた宇宙船が今目の前にいるのです。

「あ、あの時の!・・・」

 女神隊員の怒りのボルテージが一気に上昇しました。

「うぉーっ!」

 ヘロン号のコックピットの橋本隊員は、この光景を俯瞰して、つぶやきました。

「こいつぁ、ヤバイぞ・・・」

 そしてヘルメットと一体になった無線機に話しかけました。

「隊長、どうします?」

 ストーク号のコックピットの隊長が応えました。

「ここは女神隊員に任せよう。あいつにだって分別はあるはずだ」


 スペースストーク号のコックピット。入谷隊長は不気味に眼を光らせました。

「ふっ、こいつ、延髄を損傷したんじゃないのか?

 撃てーっ!」

 入谷隊長の右側に座ってた宮山隊員は、その命令に懐疑的です。

「いいんですか、隊長? もう正体がバレてますよ」

「構わん。正体がバレた時点で我々の懲戒処分は確定的だ。もう何やっても同じだろ。それにあいつは宇宙人エイリアンだ。殺しても法的問題はゼロだ!」

「了解!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ