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女神 1~10章(全面推敲版)  作者: のどか
第4章 前方の敵後方の敵
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前方の敵後方の敵 12

 ストーク号のコックピット。隊長の命令です。

「よし! ジャンプ!」

 寒川隊員が応えます。

「了解!」

 ヘロン号のコックピット。口にホースのついたマスクを、眼にヘルメットのシールド(ヘッドアップディスプレイ)を降ろした橋本隊員も応えます。

「了解!」

 ストーク号とヘロン号が同時に消滅しました。


 先ほどの野原です。警官隊やマニアたちが逃げ惑ってます。

「うわーっ!」

「助けてくれーっ!」

 が、相手は見えません。と、今1つの小屋が見えない脚に蹴飛ばされ、その破片が空中に舞いました。それがマニアたちに降り注いでます。マニアの1人は思わず大きな声をあげてしまいました。

「なんなんだよ、これーっ!?」

 こんな緊急時なのに、警官がいなくなったことをいいことに、ストーク号の真下に来て、写真を撮ったり備品を盗もうとしているマニアが複数います。頼もしい人たちです。ま、半分以上は某国のスパイなのですが。

 この上空にストーク号とヘロン号がこつ然と現れました。

 ヘロン号のコックピットから見た牧草地です。牧草地に足跡が点々とついていて、その先頭に今新たな足跡が発生しました。それを見て橋本隊員はニヤッと笑いました。

「ふっ、四次元レーダーがなくっても、丸見えじゃんか!」

 ヘロン号の砲塔からビームが発射されました。それが見えない何かに当たりました。ドバーン! うぎゃーっ! 大きな火花と悲鳴が発生しました。

 今度はストーク号のコックピット。隊長の命令です。

「よし、パウダーを撒くぞ!」

 寒川隊員が応えます。

「了解!」

 ストーク号の腹のハッチが開き、棒に吊るされた球体が出てきました。穴だらけの球体です。その球体の穴から粉が出てきました。次から次へと粉が出てきます。大量の粉です。

 マニアの1人にその粉が降ってきて、マニアは粉まみれになってしまいました。マニアは怒り心頭です。

「うわっーっ! な、何するんだよ~!」

 あたりが急速に粉まみれになっていきます。すると粉の中から3つの巨大な人影が現れました。宇宙人A・B・Cです。3人の宇宙人はかなり煙たがってます。

「くそーっ!・・・」

 ストーク号のコックピット。隊長は身を乗り出し、

「おおーっ、3人もいたのか!」

 隊長は3人がまとってる甲冑に注目。

「ふっ、今日はあんなもので武装してるのか? ふふ、そんなもの、オレたちの前じゃ、屁のツッパリにもならんぞ!」

 隊長は後部補助席の女神隊員を横目で見て、

「おい、行けるか?」

「もちろん!」

「よし、じゃ、真ん中のやつを頼む!」

「はい!」

 女神隊員は5点式シートベルトを外し、立ち上がり、次の瞬間消滅しました。


 と、宇宙人Bの前に巨大化した女神隊員が現れました。それを見てマニアたちが歓喜の声をあげました。

「うわーっ、ヘルメットレディだ!」

「は、初めて見た~!」

「オレ、ここに来てよかったよ~!」

 甲冑の宇宙人Bは女神隊員を見てニヤっとしました。女神隊員の光線技と剣の攻撃は、甲冑が防いでくれるはず。宇宙人Bは心の中でこう言いました。

「ふ、姿はバレたが、この甲冑があれば絶対勝てる! よし、来い!」

 が、女神隊員はレーザーガンを構えました。なんとレーザーガンも一緒に巨大化してたのです。宇宙人Bはフリーズしてしまいました。

「へっ?」

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