前方の敵後方の敵 11
3人は等間隔を開けるとぐぉーん!と巨大化しました。女神隊員同様、衣服や見に付けてるものも同時に巨大化してます。
宇宙人Aは何かのパックを手にしました。それに合わせるように宇宙人BとCも同じパックを手にしました。宇宙人Aが再び命令です。
「甲冑装着!」
「了解っ!」
3人がカプセルについてるボタンを押すと、さらに巨大な光が現れ、3人の身体がその光に包まれ、その光が甲冑となりました。
宇宙人Aは昨日の女神隊員の破壊光線を思い出し、
「あいつの破壊光線は貫通型ではなく、炸裂型だった。炸裂型ならこの甲冑を破壊できないはずだ!」
宇宙人Cは女神隊員の剣を思い出し、
「それにこの甲冑ならあの剣も防げるはず!」
宇宙人B。
「ふっ、一石二鳥だな!」
宇宙人A。
「よし、行くぞ!」
3人が歩き始めました。3人が丘を越えた瞬間、3人の身体がふっと消えました。どうやら個人携帯用認識ステルス機能を発動させたようです。
テレストリアルガード基地、住居区画の廊下。片引きの自動ドアがずらーっと並んでます。すべてテレストリアルガードの隊員に与えられた私室のドアです。
現在隊員は隊長を含め7人しかいませんが、元々は50人を想定してました。そのせいか、自動ドアは50ほどあります。
現在早朝のせいかシーンとしてます。が、それを破壊するかのように、突然けたたましく警報が鳴り響きました。
ここは女神隊員の私室。ベッドで熟睡してた女神隊員が警報を聞いて眼を醒ましました。
女神隊員はパンツ一丁で寝てましたが、慌ててつなぎの隊員服を着て、フルフェイスのヘルメットをかぶって、廊下に飛び出しました。そしてサブオペレーションルームへ。
サブオペレーションルームの中にはすでに香川隊長・倉見隊員・上溝隊員がいました。女神隊員のあとからさらに橋本隊員と寒川隊員が入室。海老名隊員以外すべてのテレストリアルガードの隊員が揃いました。
隊長以外の5人が、隊長の目の前に横1列に揃いました。隊長の命令です。
「また透明な巨大宇宙人が出現した。場所は昨日と同じところだ。全員出動だ!」
全員応答。
「はい!」
上溝隊員が部屋の隅にある造り付けの金庫の扉を開けました。そこにはレーザーガンが収納されてます。上溝隊員がそのレーザーガンの1つを取りました。
「みなさん、レーザーガンです!」
上溝隊員はまず隊長にレーザーガンを渡しました。
「ありがと!」
レーザーガンが橋本隊員、倉見隊員、寒川隊員に渡されていきます。上溝隊員は寒川隊員にレーザーガンを渡すと金庫の扉を閉めようとしましたが、ここで倉見隊員が声をかけました。
「おい、もう女神隊員にレーザーガンを渡してもいいんじゃないのか?」
その一言に上溝隊員は一瞬驚きましたが、すぐに笑みに変わりました。
「はい!」
女神隊員は上溝隊員からレーザーガンを受け取りました。女神隊員はそれを凝視。とてもうれしそうです。
「ありがとうございます!」
倉見隊員は視線をずらし、ちょっと顔を赤くしました。それを見て隊長と橋本隊員はふっと笑いました。
テレストリアルガード基地外観。すでにストーク号とヘロン号が垂直離陸してます。
なお、ストーク号の機体番号ですが、JPTG-STORK02です。つまり2号機。1号機は昨日破壊されてしまったので、今日は昨日橋本隊員が操縦してた機体に隊長・寒川隊員・女神隊員が乗ってます。橋本隊員と倉見隊員はヘロン号に搭乗してます。




