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女神 1~10章(全面推敲版)  作者: のどか
第4章 前方の敵後方の敵
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前方の敵後方の敵 10

 女神隊員はとりあえず、

「ええ・・・ う、うん、まあ・・・」

 と、イエスともノーとも取れる返事をしました。けど、海老名隊員はイエスとみなしたようです。で、

「じゃ、今度私が買ってあげる」

 女神隊員はまたもやびっくり。

「ええ、いいの?」

 海老名隊員はノートパソコンのアニメの画面を閉じ、インターネットの画面を開きました。ちなみに、この住居区画はどこでもインターネットを使えるように無線LANが完備されてます。

 海老名隊員が開いたページは、コスプレアイテムを売ってる通販のサイトでした。ブックマークをつけていたらしく、いきなり幼い女王が被っていた帽子ウィッチズハットが出てきました。

「ほら、これ」

 それを見た瞬間、女神隊員はその帽子が欲しくなってしまいました。

「ふぁ~・・・」


 再びサブオペレーションルーム。今J1の3人が部屋を出て行くところ。入谷隊長が捨てゼリフのような発言をしました。

「1週間後また来る。邪魔したな」

 引き分けの自動ドアが閉まりました。それを見て香川隊長が1つ息を吐きました。

「ふ~ J1の連中はどうも好かんなあ・・・」

 隊長はテーブルに座り、固定電話の受話器を取りました。

「おっと、そういや、あれ、どうなった?」

 隊長は受話器に話しかけました。

「もしもし、終わったか、死体回収は?・・・ はあ? 身長140cmだ?・・・ なんだそりゃ?」

 隊長は電話を切り、橋本隊員を見ました。

「今日倒した宇宙人だが、やっと死体が見つかったらしい。身長は140cmだったそうだ」

「ええ? 40mはあったような・・・」

「140cmが正解だったんだろうな。最近は巨大化する宇宙人エイリアンがはやってんのか?」


 翌朝、太陽が昇ってきました。昨日テレストリアルガードと謎の宇宙人が闘った野原です。昨日不時着したストーク1号機が見えます。その周りには10人以上の警官が見えます。

 さらにその外側には、警官の5倍以上の数の一般人が見えます。実は彼らはマニア。テレストリアルガードのオーバーテクノロジーを直に見られるチャンスはめったにないので、自然発生的に集まってきたようです。ただ、困ったことに、某国のスパイもかなり混じってるようです。

 この光景をちょっと離れた丘の上から見てる3つの人影がありました。彼らは昨日未確認飛行物体に乗ってた宇宙人A・B・Cです。宇宙人Aはストーク号のコックピットに注目してます。その部分は昨日宇宙人Dによって破壊されてました。

「くっ・・・ あの機体はもう使えないか?・・・」

 それに宇宙人Bが応えました。

「やつらをもう1回おびき出して、やつらの機体を奪うしかないですね」

 宇宙人A。

「仕方がないか・・・ 全員で巨大化してやつらをおびき出すか?・・・」

 宇宙人Cは巨大化した女神隊員を思い出し、

「しかし、やつらの中にも巨大化できるやつがいましたねぇ・・・」

「いや、状況的に巨大化できるやつはあの女だけだろう。あの女もやつらと一緒に駆け付けて来るはずだ! あいつさえやっつければ、あとはなんとかなるはずだ!

 幸いにもこっちには個人携帯用の認識ステルス機能がある。これを使えば・・・」

 宇宙人B。

「昨日は他の機体に邪魔されたが、3人同時に組み合えば1対1の局面が必ずできるはず!」

 宇宙人Aが号令。

「よし、巨大化するぞ!」

 宇宙人BとCが応えます。

了解ラジャー!」

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