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女神 1~10章(全面推敲版)  作者: のどか
第4章 前方の敵後方の敵
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前方の敵後方の敵 5

 女神隊員は今度は脇腹を蹴飛ばされました。女神隊員の身体がその衝撃で転がりました。今回はかなりの衝撃で、女神隊員は大きな悲鳴を上げてしまいました。

 ストーク号から出てきた寒川隊員が心配そうに女神隊員を見ています。

「な、なんだ!? いったい何が起きてるんだ!?」

 隣りにいた隊長が応えます。

「巨大な何かがいるのか?・・・」

「え?」

「透明な何かがいるんだよ、きっと! 個人携帯用認識ステルス装置か?・・・」

 隊長が倒れてる女神隊員に大声で呼びかけます。

「おい、しっかりしろーっ!」

 女神隊員は起き上がることはできません。見えない敵は再び女神隊員に近づきました。そして片足を大きく挙げ、踏み潰す体勢に。危ない、女神隊員!

 が、次の瞬間ビームが飛んできて、見えない敵にヒット。一見すると何もない空中に大きな火花が散ったのです。そのビームを撃ったのはストーク2号でした。そのコックピット内、橋本隊員がニヤっとしています。

「ふっ、うまく隠れたつもりだろうが、四次元レーダーには丸見えなんだよ!」

 今のビームを喰らってか、ごく一部ですが、宇宙人Dの金属製の黒っぽい服片が見えるようになりました。

「くっ・・・」

 女神隊員はなんとか立ち上がりました。と、空中に浮く服片に気づきました。女神隊員はニヤッと笑うと、手をあげました。するとその手に剣が現れました。女神隊員は剣を振り挙げ、突進。

「うおーっ!」

 女神隊員は何もないところを剣でズバッと袈裟斬り。

「うぎゃーっ!」

 大きな悲鳴とともに空中から血が噴き出しました。

 女神隊員はぱっと後方にジャンプ。両腕をL字に曲げ、その両ひじを腋につけました。両手には違う色の光のエネルギーが集まってきます。女神隊員はその両手を真上に挙げ、振り下ろし、水平になったところで両掌を合わせ、ビーム発射。

 ビームは見えない敵にヒット、とてつもなく大きな火花が空中に飛び散りました。

 ドシーン! どうやら見えない敵は倒れたようです。それを証明するように、大きな地響きと砂ぼこりが立ちました。それを見て隊長も寒川隊員も喜びの声をあげました。

「よし、やったな!」

「はい!」

 ストーク2号の橋本隊員も喜んでます。意外や倉見隊員も喜んでます。それを横目で見て橋本隊員はさらに喜んでます。

 が、次の瞬間どこからかビームが飛んできました。直立してた女神隊員の背中にそのビームが直撃。ふいをつかれ、女神隊員は思わず悲鳴をあげてしまいました。

「うぐぁ!」

 隊長・寒川隊員・橋本隊員・倉見隊員はそれを見てびっくり。

「えっ!?」

 女神隊員はそのビームを喰らって四つん這いになりました。

 ビームを撃った機体は見えません。どうやらその見えない機体にも認識ステルス機能がついてるようです。

 再びビームが飛んできました。今度は女神隊員のうなじに的中。そのビームはずーっと続き、女神隊員のうなじに当たり続けます。

 うなじを集中攻撃され、女神隊員は悲鳴を上げっぱなしになりました。

「うぎゃーっ!」

 ストーク2号のコックピットの橋本隊員が怒りました。

「くそーっ!」

 ストーク2号はバリアを張り、女神隊員と見えない敵の間に入りました。ストーク2号はビームを受け止めます。これでビームは女神隊員に届かなくなりました。

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