表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神 1~10章(全面推敲版)  作者: のどか
第4章 前方の敵後方の敵
61/380

前方の敵後方の敵 3

 ストーク1号のコックピット内、寒川隊員はコンソールを凝視しました。四次元レーダーのようです。

「もうすぐ目の前を未確認飛行物体が通過します!」

 隊長。

「何も見えないところを見ると、やはり認識ステルス機能を作動させてるな。

 よーし、砲塔を出せ!」

 寒川隊員が応えます。

「了解!」

 ストーク2号の橋本隊員も応えました。

「了解!」

 ストーク1号の上部から2基の砲塔が出現。ストーク2号からも2基の砲塔が現れました。

 1号のコックピット、コンソールの一部が開き、そこからライフル銃のような銃爪ひきがねが現れました。隊長がその銃爪ひきがねに手をかけました。ピー! 自動照準装置が鳴りました。

「今だ!」

 隊長が銃爪ひきがねを引くと、2基の砲塔がビームを発射。それが上空に向かって放たれました。が、特に変化はなく、素通りしていきました。隊長はちょっと悔しそうです。

「ちっ! はずしたか・・・」

 が、ストーク2号が放ったビームがヒットしました。空中の何もないところで火花が散ったのです。隊長は思わず感嘆の声を挙げました。

「よーし、ナイス!」

 その銃爪ひきがねを握っていたのは橋本隊員でした。

「ふっ、自動照準器のおかげですよ」

 しかし、寒川隊員がレーダースコープを見て、否定的な発言をしました。

「隊長、目標はまだ飛行してます!」

 隊長は悔しがってます。

「ちっ、致命傷じゃなかったか・・・ よーし、追いかけるぞ!」

 寒川隊員と橋本隊員がそれに応えました。

「了解!」


 2機のストーク号が見えない敵を追って、降下していきます。ストーク1号のコックピットの隊長がぽつり。

「くそーっ、角度がよくないなあ。この角度でビーム砲を撃ったら、地上に被害が出ちまうぞ・・・」

 寒川隊員が質問するように、

「しかし、なんなんでしょうねぇ、やつら?・・・ ユミル星人は認識ステルス機能は持ってないはずだし・・・ もしや、ヴィーヴル?」

 隊長が応えます。

「うちらの窮地を救ってくれた軍隊をあまり悪く言いたくはないが・・・ この技術、宇宙ではどれくらい広がってるんだ?」

 と、ここでコンソールの無線が鳴りました。上溝隊員から連絡です。

「隊長、ストーク号の後ろに国籍不明機が1機います」

 隊長はヘルメットに備え付けられたマイクに、

「何?」

 と反応。上溝隊員の音声が続きます。

「どうやら大気圏外から未確認飛行物体を追い駆けてきたようです。敵味方識別装置は味方を示してますが、国籍は不明です」

 寒川隊員が再び隊長に質問しました。

「どこの飛行物体なんでしょうねぇ?・・・」

「敵味方識別機能がついてるてことは、地球上の飛行物体だな・・・」

 隊長はそれ以上は応えませんでした。


 一方ここは見えない宇宙船のコックピット。円卓のような操縦席に4人が十字に座ってます。4人の前にはホログラムのモニターとディスクトップ型パソコンに似たコンソールが設置されてます。

 どこから来た宇宙人なのか不明ですが、地球人に姿形が酷似してます。全身黒っぽい金属色の服を着ています。とりあえず4人をA・B・C・Dとしましょう。まずBがAに話かけました。

「ダメです。ついてきます!」

「くっそーっ・・・ やつら、この船の認識ステルス機能を見破る技術を持ってるのか?」

 Cは眼の前のモニターを見て、

「まもなく地上です!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ