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女神 1~10章(全面推敲版)  作者: のどか
第3章 宇宙人受難之碑
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宇宙人受難之碑 17

 ほかの男4人はそれぞれ巨大ハンマーや巨大バールを手に取りました。女の子2人は1台の発電機を2人がかりで持ちました。2人で両端を持つという感じです。

 軽自動車の運転手の男が先頭に立ち、声を挙げました。

「よーし、みんな、行くぞーっ!」

 それに残り6人が応えました。

「おーっ!」


 7人が駐車場の奥にある石碑、宇宙人受難之碑に向かって歩き始めました。

 1.5ボックス車を運転してきた男が、隣りを歩く男を見てびっくり。その男はムービーカメラで撮影しながら歩いてるのです。

「お、おい、まさかライヴ配信?」

 男は笑いながら応えました。

「あはは、まっさかあ~ オレたちゃこれから石碑をぶっ壊すんですよ。そんなの、ラスヴ配信できないっすよ。編集で顔を消して、あとでようつべに上げるんですよ」

「あは、そっかぁ・・・ ま、ふつーに考えたらライヴ配信できないよな。あははは・・・」


 7人が石碑に近づいてきました。と、突然謎の声が。

「ようやく来たか。ずいぶんと待たせやがって!」

 その声で7人の歩みが止まりました。軽自動車の後部座席に乗ってた女の子がびびってます。

「な、何、この声?」

 石碑の両側からそれぞれ1つずつ人影が出てきました。先ほどの女の子は思わず発電機を落とし、悲鳴を上げました。

「きゃーっ!」

 軽自動車を運転してきた男が、

「だれだ!?」

 月灯りが2人の顔を照らしました。それは私服姿の橋本隊員と倉見隊員でした。再び軽自動車を運転してきた男の発言です。

「お前ら、警察か!?」

 倉見隊員の発言です。

「いや、警察じゃないな」

 橋本隊員の発言です。

「お前ら、凶器準備集合罪て知ってるか? オレたちゃ警察じゃなくても、お前らを現行犯逮捕できるんだぜ」

 それに軽自動車の助手席に乗ってた男が過剰に反応しました。

「ざけんな!」

 男は持っていた大きなバールを振り上げ、橋本隊員に向かって一直線に走り始めました。

「うおーっ!」

 男は明らかに橋本隊員に危害を加えるつもりです。それを見て橋本隊員は不気味に笑いました。

「あ~あ、こりゃあ正当防衛成立だな」

 橋本隊員はさっとレーザーガンを取り出し、光弾を発射。その光弾が男の顔面に命中。どうやらマックスで撃ったようで、男の首から上が木端微塵に吹き飛んでしまいました。

 走っていた男の身体は崩れ落ちましたが、まだ心臓は動いてるらしく、切断された首から血がドクドク、ドクドクと流れ出てきます。

「きゃーっ!」

 山あいに女の子の悲鳴が響きました。軽自動車の後部座席に座っていた女の子がまたもや悲鳴を上げ、今度は耳をふさぎ、その場にへたれこんでしまったのです。それ以外の5人も、かなりびびってます。軽自動車を運転してきた男が、

「レ、レーザーガン? レーザーガンてテレストリアルガードしか持ってない武器だろ? お前ら、テレストリアルガードなのか!?」

 それに橋本隊員が対応しました。

「だったら、どうする?」

 1.5ボックス車を運転してきた男は、ムービーカメラで撮影してる男を横目で見て、

「ふ、お前、バカか? こっちは全部録画してあるんだよ! お前がやったこと、全部ようつべに公開してやるからな!」

 と、ここで更なる謎の声が。

「おいおい、ようつべに上げるときは編集しちゃだめだぞ! ありのまま上げろよ!」

 6人は驚き、その声がした方向を見ました。

「な、なんだ、今の声は!?」

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