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女神 1~10章(全面推敲版)  作者: のどか
第3章 宇宙人受難之碑
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宇宙人受難之碑 6

 ブサメンは検索サイトに入ると「自衛隊」という文字を打ち、自衛隊のサイトに入りました。そのまま自衛隊の兵器を閲覧しながら、ぶつぶつとつぶやきます。

「テレストリアルガードの隊長がこれかよ? ぜんぜん使えねーじゃん! ああ、もう日本じゃ自衛隊しか使い物にならないのか?・・・

 テレストリアルガードの技術を全部自衛隊に移植しちまえば、自衛隊は世界一の軍隊になるのによ! まったく、政府は何やってんだよ!」

 ブサメンはいろんなページを閲覧してますが、ふとあるページで手を止めました。

「ん、なんだ、これ?」

 そこには黒焦げな死体が写ってました。あまりにも凄惨な写真に、ブサメンはびっくり。

「うわ、きも~! なんだよ、この写真?」

 ブサメンはマウスをクリック。次の写真へ。その写真には、死体の搬出作業を行ってる防護服姿の人がたくさん写ってました。

「なんでこいつら、防護服を着てるんだ?」

 次の写真には宇宙船と思われる残骸が。

「こ、これってもしかして、さっき言ってた宇宙船の墜落現場の写真じゃ?・・・」

 さらに写真をめくると、カプセルから半分出ている死体や子どもの死体、大きく欠損した死体などが出てきました。さすがのブサメンも、言葉が出ません。口をぽか~んと開けたままになりました。

 次の写真にはもっと驚くべきものが写ってました。巨大な眼が1つしかない死体です。

「うわ~ なんだよ、これ!? 単眼? やつら、こんなキモい顔してんのかよ!?」

 ブサメンはニャッと笑い、

「よーし!」

 ブサメンはその写真の上でマウスを右クリック。新たに開いたチェックボックスの「名前をつけて画像を保存」の上でクリック。これで自分のパソコンにその画像を取り込んでしまいました。この画像だけではありません。ここで発見した宇宙人の死体と思われる写真をすべて取り込んでしまったのです。

 ブサメンは笑いました。とても気持ちの悪い笑いです。

「えへへへ、拡散してやるぞっ! 拡散! 拡散ーっ!

 これでやつらがキモいエイリアンだったことが日本中にバレるぞ! ざまーみろ! がーはははは~っ!」


 翌日の昼の時間です。ここはテレストリアルガードのサブオペレーションルーム。今皿に盛られたワラビのおひたしが、上溝隊員の手によって運ばれてきました。

「はーい、ワラビのおひたしですよ~」

 女神隊員は仕出のお弁当を食べてましたが、その目の前にワラビのおひたしがどーんと置かれました。

「あはは、またこれですか?」

「たくさん採ってきたからねぇ、あと10日は出てくるわよ」

「あははは・・・」

 女神隊員は苦笑するしかありませんでした。なお、女神隊員の頭部ですが、今はウィッグだけで特徴的な単眼を隠してました。

 この部屋には今もう1人います。海老名隊員です。海老名隊員は別のテーブルでノートパソコンでインターネットをやってます。その手元には仕出のお弁当がありますが、インターネットに夢中らしく、まったく手をつけてません。上溝隊員はその海老名隊員を見て、

「えびちゃん、あなたもワラビ、食べる?」

 海老名隊員は振り向くことなく、

「あ~ いらないですよ」

 と返事。

「あなたが採ってきたワラビよ」

 けど、海老名隊員からの返事はありません。ただひたすらマウスを操作してます。上溝隊員は呆れてしまいました。

「も~・・・」

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