表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/6

0004話:「射程外?!空中の敵は新スキルで撃ち落とす」

「地図には表示されるのに敵が見えないな……こんな序盤で透明能力のある奴か?」

 時を止めたまま俺達は名も無き山のダンジョンの地下2Fに降り立った、全能地図を確認すると迷宮コウモリという表示の光点がすぐ近くに表示されているが見当たらない。もしやと思ってもう一つ全能地図のウインドウを表示して地図を平面の俯瞰表示ではなく立体的な表示に切り替える、まるで巨人が大きなケーキナイフでダンジョンを四角く切り出したかのような3D映像は観察キットの中のアリの気分だ。


「高度も考えないといけないのか」

 2Fは1Fより天井が高くなって洞窟コウモリは逆さまになってぶら下がっていた、剣は当然届かないほど高く、投げつけて一発で当てる自信も無い高さだった。


「遠距離攻撃が欲しいが万物売買の売り物でマリューのおすすめはあるかな?」

 時間停止してるから当るまで剣を投げつければ良いだろうがスキルか何か取得した方が早いだろうと思って俺はマリューの意見を聞く。


「今ある神力は12でしょ?投石スキルぐらいしか手に入らないし、こんなコウモリ相手に地球の武器は赤字だから手頃な石を買って投げつけるのが良いと思うわ、魔法はまだステータスが低いしね」

 俺は初級の魔法でもと思っていたがよく考えたら魔法関連のステータスが低いから筋肉を使った方が効率は良さそうだ、どのみち今ある神力では10ポイントのLV1の投石スキルぐらいしか購入できなかったので投石スキルと拾い集める手間を省くために銀貨1枚で「採掘場のクズ石1t」というのを購入した、どうやら一般流通していないような品物も購入できるらしい。


※投石:LV1は石を投げた時に威力と命中を補正する。石以外の投擲物にもわずかに補正が働く


 ブオンと大きな音が鳴るほどの勢いで天井にぶら下がる洞窟コウモリに石を投げつける、正直言って俺はノーコンだがスキルのお陰かぶら下がっている洞窟コウモリぐらいなら一発で当てることが出来た。


「倒す、倒す!ダイガ様の為にコウモリ倒す!」

 同じようにポニスも石を投げるがスキルが無いせいか、外れることもあるが二回目は確実に当てていた、そしてステータスが高いから俺が一撃で倒せない洞窟コウモリの体を石が貫通して行く。


「ポニスは強いなあ……」

 洞窟コウモリを倒すたびにコッチを見てくるので褒めて欲しいのかと頭を撫でてやったら大喜びで洞窟コウモリやスライムを倒していくので俺たちはあっという間に地下3Fに降り立った。


「ちょっとポニス落ち着いてよ!きゃあああ!!」

 はしゃぐポニスの動きに、頭部にいるマリューは文字通り振り回されてダンジョン内に叫び声が響き渡っていた。


────ステータスウインドウ(※は通常の鑑定では視認不可)────


名前:ダイガ・ユウドウ

種族:ヒューマン(※地球人)

職業:旅人

年齢:28(※肉体年齢18)

性別:男


LV:03/99 [+1]

LP:28/46 [+4]

MP:∞/14 [+2]

SP:20/40 [+5]

EXP(※神力):34/60 [+32]


攻撃数値:33(23+10) [+4]

防御数値:31(21+10) [+3]

速度数値:21(26-05) [+3]

技術数値:19 [+2]

幸運数値:03 [+1]

抵抗数値:19 [+03]

魔攻数値:07 [+01]

魔防数値:05 [+01]

精神数値:05 [+01]


新スキル

投石LV1(パッシブスキル)


新アイテム

採掘場のクズ石約1t

↓ランキングタグを変更してみました、なろうのランキングに入れるかもしれないのでよろしかったらお願いします。

※錬成による肉体関係のステータス上昇の加筆と技術数値、幸運数値の追加を行いました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品が面白かった、続きが読みたいと思った方は
①:面白さに応じて評価欄の☆を★にする(最大10pt)
②:ブックマークに追加する(2pt追加、検索の上位に)
③:レビューを書く(ptにはなりませんが検索の上位に)
④:感想を書く(ptにはなりませんが励みになります)
⑤:Twitterで感想ツイート(なろう以外の読者さんが増えます)
⑥:その他外部サイトでの感想やイメージイラスト等、 もしあったら喜んで行きます。
⑦:誤字脱字報告をする(作品の完成度が上がり助かります)
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ