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アフター

「ん、んんーー!!!!はぁーよく寝たぁー。」


おはよう!!今日の俺!!!!!!

っていうかなんだか今日はいい気分だ。

きのうパーティーから追放されたのに。

なんでだろう?


8時に起きるなんてきのうまでならありえない話だな。


「よっしゃぁぁーとりあえず試しに山を1つ

ふっとばしに行くかぁー!!!!!!!!!!」


走って外に出た。

街はたくさんの人がザワザワしていた。

この時間はいつもこうなっているのか。


「ほ〜、へ〜。そんなことしてる場合じゃない。山をふきとばしに行くんだ。」

ビュビュゥゥゥゥーーーーン!!!!!!!!!!!!!!

バァァーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!


いつもより飛ぶスピードが速い!?

おぉーー!!!!!!


「この速さ・・・・・・早く山に向かおう。」

バァァァァーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!


そしていつも来ている山についた。

よしっやるか。


「ファイヤーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドッッドガアアアア・・・・・・!!!!!!!!!!


「・・・・・・。おっおー。」


自分の力についおどろいてしまった。

なんだこれは?これがいつもの俺なのか?

気分がいいとはいえここまでのものとは。


「ギルドに行こ。」


いつもの朝ごはん(アップル)を食べわすれ

そのままギルドに向かった。


バァァーーン!!!!!!!!!!


ミッションの紙がはられているところに行き

1番むずかしいミッションを見つけた。


「これだ。『燃える巨人スルトを倒せ』」


パーティーは今なにを倒してるんだろう?

いつか助けてやらないとな。


「これ、行ってきます。」


ギルドの人にミッションの紙をわたして


「5時間でもどる。」


「えっ?マジっすか片道だけでも2時間は

かかりますよ。しかも相手がスルトで火を使うとなると最強ですよ。

S級パーティーがいくつも手を組んで倒せるか

どうか、1人じゃ無理です。

それでも行くんですか?」


「ああ、行く。」


「分かりました。気をつけてくださいね。 」


「あいつ命知らずだぜ。」


「バカだよなぁー。」


くっ、どこからか俺をわらう声が聞こえる。

命知らずとかどうとかでも俺はそんなことを

気にしている場合じゃない。

早くスルトのいる『レッドキャッスル山』に

行かなきゃな。


バァァーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ここからなら1分もあればつくな。


ズバァァァァーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「やべっかっこつけて『1分もあればつく』

とか思っちゃったけど・・・・・・10秒で

ついちゃった。」


とことことことこ・・・・・・。


「あっ。」


「あっ。」


燃えていないスルトと目が合ってしまった。


「なんだてめぇーケンカ売ってんのか?」


スルトのデカい目に俺はがんを飛ばした。

そうすると(スルトだけに)


「人間が入ってきたぞ!!!!!!!!」

シュンッ!!グサッ!!!!!!!!

ドガァァ・・・・・・。


俺はスルトの首を細い炎でかっ切った。


「おー、いっぱい来た。」


ドドドドドド・・・・・・。


この山は・・・・・・城だな。

レッドキャッスル山と呼ばれるだけあるな。


「おおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」


「ファイヤーネット『ビックサイズ』!!!!!!」

バッ!!ドサッ!!!!


「なんだこれはー!!」


「動けない!?」


「おいっこっち来んな!!!!」


「あついあつい!!!!!!!!!!」


とことことことこ・・・・・・。


燃えていないのもいるんだな。

燃えているスルトしか見たことないもんで

少しおどろいちまった。


「うわぁー!!!!たすけてぇー!!!!!!!!!!」


ん?誰かいるのか。


「あっあいつは元クズリーダー!!!!!!!!!!」


「ん?ああ、ロイガー・・・・・・?

な、なんでお前がこんなところに

いるんだよ。」


「どこにいたって俺の好きだろぉーが。

俺からしたらお前がここにいることが

ふしぎでしかたない。」


ていうか俺に話しかけんな口くっせぇーんだよ

クズッ!!!!


「ってお前みたいなクズが逃げてるってことはあいつらは戦っている!?

しかもやられているのか!?

早く行かなきゃ!!!!」


「おいっまて俺様はこれからどうすればいい。

誰がおぶって俺様を街まではこぶ?」


「ちっ!!ゴミが1人でのたれ死んどけ。」


殺されないだけありがたいと思え。

今は仲間をたすけに行かないと。


タッタッタッタッタッタッ!!!!!!!!!!



ドガァァ・・・・・・ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

「ぐわぁっ!!」


ドガァァン。


「あとはお前だけだ。」


「かならずあいつはたすけに来るはずだ。

パーティーから追い出されたって俺たちを

見捨てるなんてことあいつはしない!!!!!!」


「くだらん友情だ。

そんなものこの炎の拳でぶち壊してやる!!!!」

ドドドドドド・・・・・・。


「くっ!!

(もうだめだ。来るはずがないんだ。

でも信じまうんだ。お前がたすけに来るって)」


「ファイヤー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドオオオオオオォォォォッッッッゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオ!!!!!!!!!!


「ほらきた。ざまぁーみやがれ。」


「たすけに来たぜザラス

(元々そんなつもりじゃないんだけど。)」


たすけにきたらザラスが燃えているスルトに

ぶん殴られていて周りが火の海だった。

そしてザラス以外の仲間のすがたが見あたらなかった。


「お前、やっと成長したんだな。

遅すぎるぜ。」


「おう、今たすける。」


「いやっ俺はもう助からない。」


「なに!?」


なにを言っているんだザラス。

じょ、じょうだんはきついぜ。はぁ〜


「俺はもう殴られた時には死んでたんだ。

でも最後にお前の顔が見たかった。

それで今ひっしに生きのびたんだ。」


ナミダが止まらない。

こんなわかれ方はなんだ?


「ロイガー、成長したな。

仲間の俺もうれしいぞ。これからはもっと成長して強くなれよ。」


「おいっ、なんだよ。

お前そんなの俺が引っかからないの

分かってるだろう?なぁなぁ。」


大泣きをした。とうぜんだ。

ザラスは俺が初めて街で会った人だからだ。

いっしょに飯だって食ったし、

あそんだりもした。

たまにケンカをする日もあった。


「おっ?」


ザラスが息をふきとったことで

魔法ディメンション『ブラックホール』が

とかれ中にいたもの達が出てきた。


「・・・・・・ザラス。」


「「「「うっ、ううう〜。」」」」


みんな泣いていた。

こいつ俺が知らないあいだにみんなから

愛されてたんだな。


「おいっ、早く来ないかぁー!!!!!!!!!!

俺様を待たせるな!!!!!!!! ゴミクズ共!!!!ん?ああ誰か死んだのか。

へっ!!放っておけそんなゴミ!!!!!!」


もうダメだ。俺は自分をおさえられん。

こいつは殺す。


ガシッ!!!!

「てめぇー殺す。」


「なんだと?ロイガーお前は誰に口を聞いているのか分かっているのか?」


「分かってるよ。

しゃべるクソとしゃべってんだよ。」

ドンッ!!!!!!


「グハッ!?」


「ロイガー俺たちにもやらしてくれ。」


「もう少しだけ待ってくれるか。」


俺は空気を大きく吸ってはいた。


ガシッ!!

「てめぇー!!」


「よくも・・・・・・ザラスをやりやがったなてめぇー。

お前にとってはゴミかもしれねぇーがなぁ

俺らからしたら最高の友だったんだよ!!

それを殺したお前はゆるさん。」


「ヒィィィィ!!!!!!」


「だが俺だけでやるのはもったいない

ほらっあとは好きにしろ。

今のこいつはふつうの人間と同じだ。

そして1時間だけ死なない。」


元クズリーダーは俺に命ごいをしていたが

そんなものに耳をかたむけるはずも無く

自分の仲間たちに恨みをかわれていた。


「よくもぉーてめぇー!!!!!!ぐふぅ。

ゆるさん!!『スラッシュ!!!!!!』」


「グアアアア!!!!!!」


体は切られあまりの痛さに奴は苦しんでいた。

しかも切られたところは再生する。

友の死を悪く言ったバツだ。


1時間後・・・・・・。


「終わったよ。ロイガー。」


「そうか。」


奴は体だけミンチにされていて顔はネズミに

食われていた。


「これからどうすれば。」


「安心しろ。

これからは俺がお前たちのリーダーだ。」


「えっ?ほんとう?」


「ほんとうだ。」


何言ってんだ俺は?

まぁこういうのあこがれていたからいいん

だけど。しゃーねぇーな。

ザラスもあの世で喜んでるかもしれないからな。






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