表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
94/437

勝てないと作品が終わるわ

鳴かぬなら

私が泣こう

ホトトギス


ふぇぇぇぇん!!ホトトギスさん鳴いてよぉ〜!!


(全く…しょうがねぇな)



このホトトギスは紳士

生み出された黒い物体は10体、なんだろう…あれだなアメーバとかそのあたりの増え方に似てるな…


「…なんとか…なんとか出来ないのか…?…あっそうだ」


あった、今までずっと封印してきたアレが!しかも今すぐに使える技が!


「ルミナ!ソーラービーム!!」


やっぱりな…練は基本他力本願なのだ


「そーらーびーむ…なの?」


そう言って首を傾げるかわいい………って違う違う!今アイツを倒さないとルミナが危ない!


「ポカポカを撃ち出すんだ!!」


「のぅ……あっ!分かったの!はぁぁぁ!!」


ルミナを中心に物凄い熱が発生する、それはまるで一つの太陽のようだった…本物の太陽だったら確実に死んでるけどな!


「吹き飛ぶの!!!えーい!!!」


文字通り、吹き飛んだ




「クゥルルルルルララララァァァァァ!!!!」


「あれでまだ生きてんのか…いや、それより深淵には魔法は効かない筈…いや、これは太陽光、つまり自然の力を使って攻撃してるからダメージが入ったのか!…待てよ?自然?」


主人公特有の超高速理解、そして彼の視線はもう1人へと向く


「…え!?ぼ、僕!?」


「前教えたみたいにやればいいから、頑張れ!」


大変不機嫌そうな顔ですなぁ…


「じゃあ…気体操作!」


そう言って掌を深淵へと向ける…ん?ちょっと待って?…なんかもっとデカくなってない?


「ルミナ16人分…だと!?」


…まさかの展開!そういえばアイツらそう言う奴らだったわ!…もしかしたらこのまま行くと爆発するんじゃあ…


「ハッ!」


その掛け声と共に深淵の一部が爆散する


「やっぱり通用するか、自然系統は神のプロテクトを貫通するんだな…それじゃあ俺は物理で攻めますか!」


そう言って床に手を置き


「グングニル!『生成』!!」


グングニルとは、主神の槍、つまりはオーディンが使っていたとされる槍で…なんと絶対に敵に当たる上に自動で返ってくるスグレモノなのだ!そしてこれはグングニルの名前の通り、絶対に敵に当たるし自動で返ってくるのだ!


「ソォイ!!」


その槍は弾け飛んだ黒い物体を貫く…が、それにも関わらずソレは此方へと近付いてきた…だが!


錬金術師()がこんな所で終わると思うな?槍でのダメージが入る事は実証済み、ならば後は…」


そう言った俺は返って来た槍を掴む


「それを何度も何度も繰り返せばいいんだよ…20本程、『複製』」


あっという間に20本弱のグングニルが創造される…それで良いのかグングニル


「そら!ソォイ!!ヘーイ!!そい!そい!そい!そい!そい!…………」


グングニルを投げ続ける彼は最初の方は顔が輝いていたが直ぐに無言になっていった

いつも見てくれてありがとうございます!


主神の槍なのに簡単に複製されるグングニルかわいそう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ