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ウザすぎる深淵

鳴かぬなら

泣いちゃうもんね!

ホトトギス


何これ?

…これタイトル直球過ぎない?まぁ、いいわ



高速ダッシュで危険察知が示す方向へと進む


「ところで…」


後ろを振り返るとルミナが走ってきていた、よく着いて来られるなぁ…流石我が娘っ!…ツクヨミさん寝てて良かった…後は


「なんで付いてくるんだ?アストル」


…なんか髪が物凄く前に来てる…追い風か?


「面白そうだと思って…駄目かい?」


…優男だなぁ…あれだな、作中序盤に出てくる詐欺師並みに優男だわ


「うーん…いいよ、ところで…クロノスちゃんは?」


「大変なら呼ばれるでしょって言ってたの!」


成る程、訓練されてやがる…いや訓練したのか?


「…ん?この道…これこの前行ったダンジョンじゃあ…」


俺は上を見上げたり、そんな事は一切していない、だが見えてしまった…クソ深淵が!!!しつけえな!


具体的には夏になったら出てくるゴキブリ並みに!後は油汚れ!及び焦げたカレーの鍋の底!


そんな例えを考えているうちに黒糞がいるところに辿り着いてしまった


…これは……なんだこれ!?


巨大だな、多分ルミナ14人分くらいかなぁ…


「ンン"!?ミズケマ"ジダァ"ヨォ"ォ"ォ"ォ"キャニクォリェンッッ!!!イマズグニコロシデア"ゲマズヨホォォォォォ!!!!」


…あの〜すみません、誰でしょうか?こんな知り合い居たっけ?深淵ってみんな頭可笑しい奴ばっかなのかな?


「ア"ビズザマァ!イマズグミキャニクォリェンノグビヲムォッティマイリュィマシ!!!」


「アッハッハッ!アビスザマァだってよ!!!」


…アビスザマァはアビス様って言ってるのかな?とすると…こいつはやっぱり深淵、どこまでも湧いて来やがる…クソが!


…お口が悪いな…イライラしてるのかな?


「イワァノナクワァニトゥォズィクォミィルアリィトォア!!!!」


…岩の中に閉じ込められた?って事はアイツか!?…やっぱ深淵ってクソだるいわ


「キャラルルルルゥゥゥゥェェェェェァァァァァ!!!!!!」


その瞬間、唯の金切り声と共にクソみたいな深淵から謎の黒い物体が分離した、そしてその物体はある形へと変わって行く…それは人型、人を模した何かだった


「パパ…なんなのあれ…」


その人を模した何かは肉体が常に蠢いており心底人と思いたくない何かだった


「ごもっともな意見です」


「ね、ねぇ…帰っていい?」


青ざめた表情で問う

だが答えは一つだけだ


「貴重な戦力、逃がさんぞ」


「そんなぁ…」


「取り敢えずみんなを『呼ぼう』」


だが、俺は忘れて居たのだ、何故忘れたのか、そんなもの、半年以上前の事を覚えている方が珍しいと、俺はそう思っている、つまりはーーー


「あれ?錬金術はちゃんと発動した筈…なんで…そうか、あれだ!アビス特性謎結界だ!」


ーー助けは来ない


「3人でやるしかない…か…」


いや、いるじゃないか!もう1人!4人目が!


ツクヨミさーん!!


『眠い』


駄目じゃん……あれ?これ詰んだんじゃ…

皆さま、見てくださってありがとうございます


明日も元気に投稿!投稿!

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