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相性

…待てよ?よくよく考えたらこの後連休ラッシュじゃねえか!

「大丈夫ですか〜!」


…反応はない、口から泡を吹いて倒れている…気付くかと思って俺は剣でちょっと突いた


ザクっ


「ゴフッ」


「あっ…」


『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが…


「……え?…ちょっと…どうしよ」


俺は皆んなに視線を向けるがその全員に目を逸らされる


「…練君は悪くないから…大丈夫」


「…金子練、残念だが…」


「ちょっと待って下さいよ…え?お、俺!?」


その場に居た全員が別の方向を向いていた


「え?……えぇ?…は、ははっ…冗談だろう?」


「…あっ練君、錬金術」


「オラァ!『蘇生』!!」


「ゴフッ」


『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが上がりました』『レベルが…


「『蘇生』!!『回復』!!」


「ゴフッ…ずるくない?その攻撃力を同時に100発とか誰でも耐えられないよ?しかも蘇生さえも…チートだね、君とは相性が悪すぎる…」


今まで死んでいたとは思えないくらい流暢に話す彼の背後に…


「貴方…」


「え?…負けちゃいました☆」


「回復は…要らないわね」


「あぁ、この金子君が治してくれてねぇ…」


「…ど、どうも」


「ありがとう、もうちょっとボコしてくれても良かったのだけど……さて、治してもらったなら仕事できるわよね」


「あ、あぁぁあ!!いったぁ!!!全身が物凄い痛いッ!」


その瞬間、学園長の太腿にナイフが出現する、更にその原因はそのナイフを捻る


「ア"ッ!」


「これだけ元気なら仕事できるわよね?それとも…」


「ァァァァァ!!!やりますっ!やらせていただきますッ!」


「よろしい」


そうして傷は治ったが心に傷を負っているであろう学園長は引き摺られて行った


「…うわぁ……鬼嫁ってレベルか…?」


『スキル:危険察知を獲得しました』


「…危険察知…?なんでこんな時に…!」


すると突然


『キケンヲサッチ!キケンヲサッチ!アッブネェー!!アッブネェー!!キケーンキケーン!!デンジャー!デンジャー!』


「うっさ!!うっっっさ!!…危険察知ってどう使うんだよ」


辺りを見回すと…


「練君がおかしく…!!いや、いつも通り?」


悲しいなぁ…哀しいなぁ……いや、気にしない!…それよりも…


「…なんだこれ」


足元に矢印が表示されていた


「危険…か、どうしょうかなぁーー」


『会話:はよいけ』


『わかった!わかりました!…じゃあ…行くか』

いつも見てくれてありがとうございます


連休ラッシュも投稿投稿!…振替休日は祝日じゃないからな!

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