彼の事を忘れてはいないだろうか?
約束は守ったぞ…バタリ(作者が死ぬ音)
「…ふぁ……久し振りにちゃんと寝た気がする…!」
そう、久し振りにちゃんと寝たのだ、なんかツクヨミさん曰く、寝るのをスキップされるとツクヨミさんだけ睡眠がとれないらしい
「……夜明け…?早過ぎたな」
丁度、朝陽が見え始めた頃だった…
と思ったら…何故か太陽が一気に移動した…太陽も寝坊するんだなぁ…遅刻してないよな?
「…今日は叫ばないんだね」
声のする方を見ると…
「ラン、まーた徹夜か?……隈…出来ないのか?」
「心配しなくて良いよ、それより…昨日は華蓮に逢いに行ったんだろ、どうだった」
…それは…
「ルミナが居なかったらメンタルブレイクしてた…ッ!…あぁ、ルミナ is angel…」
金子練、壊れるメンタルどこにある
ーーby作(…文字はここで途切れている…近くに転がっている死体が生前に書いたものかもしれない)
「…解決はしたんだね…愛する人…か」
本を置き窓際で伸びをする
「愛する…当たり前だ、俺の子供だぞ?」
「………ごめん、そういうのちょっとわからないんだ」
そう言った後、何かを思い出したかの様に…儚げに目を細める
……あっ、目の近くがピクピクしてる!限界か!?
「無理すんな!後ちょっと寝てろ!」
「僕なら…大丈夫…やらなきゃいけない事が…あるんだよ…じゃあ…行ってくる…」
そう言って後ろ手で窓を開けたかと思ったらそこから後ろ向きに転がり落ちた
「ラァァァァァン!!!大丈夫かッ!…」
そこには見事に背中で、華麗とは程遠い着地を決めるランの姿があった、そしてその後何もなかったかの様に
「じゃあ、また」
返事をして歩いて行ってしまった
「……異世界だもんなぁ…三階から落ちても無傷なのは普通だよなぁ…」
その後、ご飯を食べて教室へと向かった…そして教室には全然知らない人が2人も居た
「えっ?…まずエイトから、それ誰?」
エイトの頭には見知らぬ女の子が……セーフティーゾーン外だから高校生程度か?顎を乗っけられてエイトは微妙な顔をしていた
「…えっ……となぁ……」
【よろしくお願いします、エイト様の嫁のクレイズと申します】
それは爆弾発言ッッ!!!いや、発言ではない!ボードを高速で振動させて音として辺りにその音声を拡散するッ!音の速さは秒速およそ340m!1秒の間も無く、2人を除く教室内の視線がエイトに集中するッ!エイトの顔は蒼白、そしてクレイズは頰を膨らませ
【そんなに見つめてもエイト様は私のお婿さんです!誰にも渡しませんよ!】
「どうしてくれるんだァァァァァ!!!」
「はい、うるさ〜い、次喋った奴退学なー」
教室は静寂を取り戻す事はなく、噂を話す声でいっぱいだった、そしてその元凶クレイズは誇らしそうにドヤ顔を決めている
「ここで、お前らに朗報だ、ずっと引き篭もりだったアルズが今外にいる、よってアルズの自己紹介を始める、入ってこい」
入って来たのは背の高い少女だった、日本なら読者モデルをしていても不思議ではなく……でかい、後私服…なのだろうか?メイド服を着用している、その事を理解した瞬間、練の興味はクロノスに向かった
「クロノスちゃん、仕事ってなんだったの?」
「静かに!後で答えるから…!」
「ほい、チョークだ、これで名前を黒板に書いてくれ」
淡々と左から右にアルズと名前を記す…
「はい、私がクソ雑魚引き篭もりNEETマンのアルズ
ではなくッッッッッ!!!!」
左手で黒板消しを持ち、アルズという文字を乱暴に消すっ!そして書くのは漢字…!……と思ったら上にちゃんと振り仮名を振っている……
「薄葉…蛍、雑魚主人様、アルズのメイドでございます、以後よろしくお願い致します」
…なんか凄いのが来たな…
いつも見てくれてありがとうございます!
毒舌メイドは多いよなぁ…せや!ワイも出すんや!って感じで生まれたキャラって訳ではなく、馬鹿旦那様って書きたかったから生まれたキャラです
でもまぁ、この更新ペースも無理ではない…無理ではないだけだ!(瀕死)




