表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/437

宝物庫の中から好きなものを…

後で切ろうと思っていたフラグを結構使った…

ここが…宝物庫…


「…本当に〜?」


そこにはすっきりと整頓された空間が、言い方を変えると全く何も無い空間があった


「好きなものもなにも…何にも無いじゃん!」


すると急に上から紙が降ってきた


"ここで得た経験が本当の宝物さ!"


考えてもみてくれ、裏ボスを倒したらイベントもムービーも無く報酬さえも無いという状況を…


「しかも…なに…この丁寧な字は…ッ!イライラするっ!」


更に上から紙が降ってきた


ps.ぼっちでここまで来た君にはもう一度ボスと戦う権利をあげよう!地獄に落ちろ!


…は?という声を出す前に足元には魔方陣が発生していた、しかし、いま、主人公をやっているのは鬼畜ロリコンでは無い、狂性能賢者なのだ!


「甘いわ!魔導記憶干渉-破壊-!!」


やはり魔方陣は粉々になり見るも無残な姿に変えられていた


「勝った…ッ……!爽快ッ!……そうだ、そういえば金子練とかいう鬼畜ロリコンがうちの子ルミナを止めたままここに来たんだった、魔導記憶行使-テレポート-」




「パパ…ルミナ何話くらい止まってたら良いの…?」


「なんでしょうか…楽だけどつらい…」


「ルミナーーー!!!!」


私は見ました、突然現れたお兄様らしき人がルミナちゃんに飛びついたのを、そして空中で勢いをどうやったかは判りませんが殺してふんわりとルミナちゃんに抱きついたのを私は見ました


「パ………??」


「ん〜?パパじゃなくてママだよ!」


「へ、変態ですッーーー!!!!いや、お兄様が変態だということは前から解っていたんですけども…違うベクトルの変態になってしまいましたァァァァーーーッ!!!!ど、どうしましょう…!!ダークさんとライトさんに…ァァァァァ!!!二人もどっかに行ったんでしたァァァァァァ……!!!」


「…そうだった、見た目()()()()()()()、魔導記憶行使-解呪(ディスペル)


すると丁度、華蓮にルミナを足した感じの女性に鬼畜ロリコンは変化していた


「…というか俺の見た目って呪いだったのか!?ヴォイ!!なんとか言え!自称俺に最も近い者!!」


「うっるさいな!お口一個しかないんだから…黙って欲しいんだけど…」


「ママ…?パパ…?どっち…なの?」


「ママですよー!」

『パパですよー!』


「なっ…!」

『はははッ!!これでお口が一個でも喋れるな!…っとその前に、錬金術『解除』……』


「パパ!!ママ!!」


ルミナが―一人(二人)をぎゅっと抱きしめた


「喧嘩は駄目なの!」


「そうだね、喧嘩しちゃいけないね、魔導記憶行使-サイレント-」


『ーーーー!!!!ーーーー!!!ーーーーーーーーー!!!!!』


「ほら、喧嘩してないよ」


「わぁ!ママありがとうなの!」


「わぁ…鬼畜だ…ルミナちゃんは鬼畜にならないでね!」


というか…この状況を受け入れられる私って…


「さぁ!外へ出よう!外へ出るにはこのボス部屋が一番近いね!」


「ごーなのー!!」



「ご主人様…?まぁいいか、危険です!またボスが沸いています!」

「お兄ちゃん!ここは一回引いてぇぇぇぇぇェェェェェ!!!!!!」


だいたい「て」の辺りで二人をぶん回してボスに当てました、ボス特有の咆哮中に攻撃力マシマシのダークとライトが顔に刺さったのでボスはワンパンで死んだ、エイプリルフールのアレは何だったのか、それを考えさせられる出来事だ


「さぁ、行こう、ルミナ!」


「行こう、じゃーーーーァァァァァ!!!」

「ないよォォォォォッッッッッ!!!!」

(二人でトドメを刺す展開的な迫真の声)

いつも見てくれてありがとうございます!


ボスの咆哮中ってボス本当に無防備だよね、何で攻撃しないんだろ…と、思ったら某狩ゲーは咆哮中に攻撃できたな

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ