お忘れでしょうか?
あいつをお忘れの方もいらっしゃると思いますが…出します、というか番外編で一回でてるんですけどね
ヤバい…勝てる未来が見えない…
壁にもたれかかる俺に容赦なく2度目の攻撃が放たれる
「ッ!『移動』!!」
それをなんとか錬金術で避けるが…
「フレア…バースト」
今度はデッカいクンを中心に爆炎が広がる…!
「『防御』ーーー!!!!」
「…ハァ…お話は無理そうですねぇーー!!!!」
もうダメだ…熱くて痛いハズなのに…もう感覚すらない…ぁ…もぅ…意識が……
「…ご主人様…まだ」
「まだ?わっかりましたァァァァァ!!!ご要望にお応えして…フィーバータイムッッッッッ継続ゥゥゥ!!!!」
「そうじゃなくて…あいつ…まだ、動いてる」
「魔導記憶行使 リザレクションヒール……ふぅ……」
「こいつ…さっきのロリコンと違う…誰?」
爆炎が晴れその姿が顕になる
「…まぁ、寝てるし…いっかなぁ…じゃあ…私はツクヨミ、理を解した…只の龍だよ」
それは金子練と同じ様な風貌をしていたが…髪は白く
なり目もルミナを思わせるような色へと変わっていた
「おおッッッッッとォォォォォ!!!??まさかの選手交代ィィィ???!!!オゥマィグァゥッッッッッ!!!!予想外の出来事だァッ!!!」
「うるさい、魔導記憶行使-無音」
「ーーーーーーー!!!!!!ーーーーーーー!!!!!!ーーー!!!ーーーーーーーーーー!」
「これで集中できる…さぁ、そちらからどうぞ」
「…うるさいご主人様を黙らせてくれてありがとうございます、では…ドラゴニック…ブレス!!」
9つの首がそれぞれ息を吸い込み…魔法を構築する
「残念だけど…それ知ってるんだ、魔導記憶干渉-逆転」
そこで気付く…魔方陣に異常が発生した事を、しかし、既に発動は成された
「グァァッッッッッ!?」
方向を逆転された魔方陣は逆に発動者に牙を剥く
「自分の魔法のお味はいかがでしょうか?」
「…魔法は無理…ならばッ!」
近接戦、やはり巨体に似合わず素早い…だが、だからこそ
「急には止まれない…魔導記憶行使-空間断絶-」
「なッ!?」
危機一髪で擬人化を発動し、絶たれた空間と心中するのを避ける…
「本当に…見事なまでの、モデルさんって感じだね」
「ハァハァ…フッ!!」
大きいままだと不利だと思ったか…そのままで攻撃を仕掛ける
「近接戦闘…じゃあ久し振りに」
指で銃の形を作り、自身の頭に突きつけ…魔法を起動した
「魔導記憶行使-パラライズ-」
ツクヨミの頭部周辺にスパークが走り、脳の機能を一部分だけ停止させる…
「パラライズを…自分に…」
それはチャンスのハズだった…しかし
「ぁあッ!?」
足に一発、肩に一発、鳩尾に一発、ほぼ同時に攻撃を受けた
「パラライズでの擬似的な限界突破成功…!…ねぇねぇ、降参して?」
こいつには…勝てない…っ!…デカいっくんは初めてそう思った、そしてデカいっくんという名前を変えて欲しいと心底思った
「…だめ、勝てない…降参」
「…そう……あ、そうだ、サイレント解除」
「…おめでとう、まさかデカいっくんに勝つとはね」
「…まぁね」
実を言うと魔力はまだまだ、だが身体の方は…
…帰って寝たいッ!
「…初クリア…おめでとッッッッッ!!!!!ゥんッ……ァァッッッッ!!!賞品として…この奥にある宝物庫から好きなものをッッッッッ!!!!なんとッッッッッ!!!プレ……ゼンッッッッッッツ!!!!ハッハァ!楽しませてもらった御礼だ!!二度と来るなァァッッッッッハッハッハッハッァァァァァ!!!」
「にどとこないよーたぶんねー」
いつも見てくれてありがとうございます!
嘘つけ!ツクヨミ番外編に出てないぞ!って人は不死なる人の追憶見てきてください、というか番外編は10話、実質9話なのになんで別枠にしたんだ…その答えはエイプリルフールの為、それだけだったのだ!




