この穴ってどこまで続いてるんだろう
日曜投稿だ…土曜日にも投稿しているから見ていない方はそちらからどうぞ!
どうも、前はなんかメタい話をした気がウッ!頭が…
金子練です
「なぁなぁ、この穴ってどこまで続いてるんだろ」
「…ちょっと待って下さい、魔導記憶行使-反響定位ーーーーー!!」
何か口を開けてパクパクしてる…ハッ!
…可愛いかよ…
「私もやるのー!パクパクー!」
…天使か…
「私も…あれ?体が動かない?」
「させません…そんな恥ずかしい事っ!」
姉妹だなぁ…
「ーーー…そんなに深くは無いです…大体学校の屋上くらいです…でも気を付け」
「よし!飛び降りるぞ!」
そして彼は飛び降りた、一番最初に
「お、お兄様…話くらい最後まで聞いて下さい!」
高速回転しながら
「うォォォォォ!!華麗に着地ィ!」
さっきまで回転していたとは思えないくらい綺麗に背中で着地し…
「ーーーーー!!!お兄様ーーーーー!!!」
「ぐおぉぉぉ……そいっと!」
そしてシルフィアをキャッチした、チッ!当たれよ!
だがそれだけでは無いぞ!
「パパァァァァアアアアアア!!!」
己の娘を忘れていたか?喰らうがいい!
「あ……ダーク!ライト!」
「お兄様?」
自分の娘を見た瞬間、2人の剣の名を叫び、出現地点にさっきまで抱えていた王女様を放り投げる
「「え、シルフィアさん!?」」
「ちょ、お兄様ーーーーー!!!」
「ルミナァァァァバッチコォォォォイ!!!」
「行っちゃうのォォォォ!!!」
キャッチ成功…だと?なんて奴だ…
「よっし!オールクリアだ!」
「何がですか!」
「…なぁ?気のせいかな、ぬちゃぬちゃって音が聞こえるんだけど」
「お兄様…多分気のせいじゃ無いです…さっきのエコーロケーションで変な波長があったんです…洞窟の中なのにまるで柔らかいものに反射して来たような波長が」
そして…その粘着音が一方だけでなく全方向から聞こえるのも気のせいではなかった
「お兄ちゃん…?これっていわゆる…」
「スライム!?しかもこんなにたくさん!?」
「てか全員美少女スライムかよ!やり難いな…誰だ虐殺した奴…」
「…また〜呼ばれたような…」
「仕事して」
こいつは厄介な…あれ?ルミナは?
「パパァァァァぁぁぁぁ…………」
見るとルミナがスライムに拉致され奥へと運ばれていたところだった
そしてそれを練が見た瞬間
ーーーーー怒りを覚えた
スライムは恐怖した、さっきまで何の脅威にもなり得なかった筈のだだの人間に恐怖したのだ
「…選択を間違えたな…ルミナを選んだのは間違いだ」
その目は誰の目から見ても良く知るふざけた金子練ののものではなく
「手加減なし、本気だ、娘を返して貰うぞ」
怒りに燃える父親の目だった
「来い、ダーク、ライト」
「「…………あれ?」」
「ん?どうした?」
其処には…剣に変わってそのままのダークとライトが突き刺さっていた
「転移出来ない」
「え?ほ、本当?」
「本当に出来ません、ふざけてるわけじゃなくて本当に転移出来ないだけです」
カッコつけた分その反動は大きい…今、練の顔は真っ赤で火が出そうだった
「お兄様…本当に出来ません…恐らく……転移禁止エリアです、中に入ったら転移が出来なっちゃうんです」
「…先言ってよ」
いつも見てくれてありがとうございます!
あげてーーー
ーー落とすッ!!!スタイル
 




