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恋の成就は目に見えていた

さぁ、アスタの恋は成就するに決まってる!

はい、どうも、面白くなると思ったら激甘になってしまった、でもまぁいいか…あっ金子練です


「おい!大丈夫か!練!どうすればいい!」


「大丈夫だって、気絶してるだ…ふっふっふ…お姫様は王子様のキスで目覚めるんだよ!」


…まぁ、流石にしないだろ


「キスだな、わかった!」


「は?あ、ちょっと!」


「…くっ!すまん!」


「んーっ!んっー!」


わーお、すっごい本当にすると思わなかった…っておい!


「はぁ、はぁ…ファーストキス…」


「ジークの早とちりっ!」


「なっなに?早とちり?いや実際に目覚めたぞ?」


「あ、あぁ、いいや、うん、早とちりじゃ無いや」


「そうか…よかった、それよりすまんな、俺のせいで気絶させてしまって」


「ひゃぅ!だ、大丈夫!大丈夫だから」


「いや、顔が真っ赤だ、熱があるんじゃないか?」


「ふぁ…ふぇ!」


「…お熱いねぇ!末永く爆発しろ!『移動』!」


「ところで本当に何だったのあの人…」


「いや、気に食わん奴だが今では大切な友だ」



「へっ!イチャつきやがって!」


「その様子だと何かあったみたいだね」


「うおっ!何かずっと居るな」


「…授業はもう終わってるよ」


「え?まじ?」「うそだよ」


「よかった…いや本当に」


「今は昼休みだよ…ご飯食べなくていいの?」


「あぁ、『行ってきます!』」



あぁ、美味しかった…


「んーッ!ーーッッッ!!」


「ライト〜!また?またなの?」


おいて『行こ』



「あぁ!ほら!ライトが遅いから置いてかれた!」


「んんん!!!んんんんんん!んんんんん!!」



「よし…あいつらはどうなってるんだろう、まだ帰ってきてないけど…まぁ、いいか、来たら来たで甘々になるし」


「練君、昼休みどこに居たの?」


「ジークと一緒にナイショの事してた」


流石にここで言うとジークが可哀想だ、どうせバレるしな


「告白?告白なの!?」


「その通り!…あぁ、やっちまった」


「みんな知ってるよね、あれだけチラチラ見てたら」


「授業はまだ始まってないな、セーフだぞ、ユリ…さん」


「はい、良かったです、アスタ君!」


初々しい、仲のいい感じ…頑張れジーク


「よーし、授業だ、最後だぞ最後!それじゃあ、数学だ、最低限の計算はできる様になってもらう」


「あっ!席に座らないと!」


「そ、そうだな!座らなければ」


「ほう…まさか付き合っていたり?」


先生っ!ダメですよ!


「そそそそそそんなぁ!」


「あああああありえんだろう!」


「アスタ、お前授業中に後ろチラチラ見てただろ?」


「えっ!え、それは!」


「ははは!バレバレ」


この先生酷え

いつも見てくれてありがとうございます


王子様は早とちりな所があります、後はちょっとアホです


今日で新学期が始まるので連続投稿は終わりです

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