グロ過ぎる保険の授業
間違えて昨日の内に2話も投稿してしまった…おかげで急いで書き上げたよ!見てない人は先に前の話を見てね!
どうも、錬金術が別物だった件について、金子練です
何故普通ではないのか、こっちが聞きたいわ!でも普通に強いから嬉しい
「お、授業終わりだな、次は保険の授業だ、そして忠告だ、グロがダメな奴はエチケット袋を持っておく事」
「なぁ〜授業終わったの…」
「えぇ…保険の授業で吐く人は居ないと思うけど…」
「練君?ここ異世界」
「グロ注意ですか…一体どんな先生が来るのでしょう」
「はじめまして、この学校で養護教諭を担当しています、ネルシェ・ヴィルドといいます」
普通だッ!普通というか丁寧!
「先ずは医療の概念から、この世界では魔法による治療を主に行います」
ちゃんと説明してる!あの担任や魔道具担当よりよっぽどまともだ!
「例えばヒール、これはINT値にもよりますが切り傷や擦り傷など、軽い傷なら治療出来ます」
へぇ…この授業にどこにグロ要素があるんだよ
「では実演してみましょう」
そう言うと彼女は取り出したナイフで自分の腕を薄く切り裂いた
「ヒール、このように適切な回復魔法を施せば痕を残さずに治療することができます」
「ちょっと!先生!」
「何ですか?」
「幾ら何でもそんな事!」
「はい、では授業を続行します」
これは無理っぽいな…なら!
「先生の背後に『移動!』」
「…何か用ですか?」
「自傷行為の『禁止』ッ!…『着席!』」
「…確かにこういった事は生徒の精神に悪影響を及ぼすかも知れませんね…分かりました、自傷行為は極力控える様にします」
(ナイス練!)(ナイス、金子)(ありがとう練君)
(お兄様、ありがとうございます)(…恩に着る)
(ぐかー…のぉ…)(ふぅ、良かったぁ)
この後、先生の実演も無く着々と授業は進んで行った
だけど蘇生魔法を…
「魂は肉体の劣化と共に失われていきます、このリザレクションヒールは魂が存在しないと蘇生魔法ではなく死霊魔法として発動します…では墓場にて実演を」
「しねーよ!!」
墓場で使うとか言い出すとは思わなかったよ…
それにしても…ジークが俺と話している時後ろをチラチラと…まさか?…問い詰めよう
この学校では授業が9時から始まり授業が一つ一時間半で構成されている、なので余った時間を休み時間として活用しているのだ、つまり今は休み時間だ!
「おい!ジークゥ!」
「なんだ…貴様か、何の用だ」
「ふっふっふ…ちょっとな?」
「馴れ馴れしく肩に手を置きやがって何のつもりだ?」
ククク…手を払いのけなかったのがお前の運の尽きだ!
「校舎裏に『移動』」
「なっ…!」
「さぁ、言え!好きな人を!」
「す、好きな人!…い、いない!」
「あれ?おかしいな、すると何故お前は後ろをチラチラ見ていたんだ?だとすると…お前の好きな人はー」
「わ、わかった!言う!言うから!」
「よしよし、それで良い」
「俺の好きな人は…!」
「わぁ〜?」
「ユリさんだ!ユリ・エミルさん!」
いつも見てくれてありがとうございます
まさか投稿をミスるとは…次もさっさと仕上げないと…




