錬金術師は微妙?
錬金術は普通だと微妙です、ある条件を満たすと練みたいな錬金術になります
どうも金子練です、なんか題名が不穏だな…あ、もう寝ました、錬金術でパパッと済ませちゃったよー…大丈夫かな、健康に悪くないかな
「ん…はぁ、朝みたいだね」
「おはよう!」
「うん、おはよう」
「じゃあご飯食べて来るわ〜」
「ー…ッ!ーーー!!ーーーッ!ッ!ッ……美味しい…」
「ライト、味わうのも良いけど早くしないと授業始まるよ?」
「ライト…またやってんなー定食にするか」
「あ、パパー!」
「練君おはよーじゃあ私達先に行っとくねー」
「おう、じゃあなー」
「うん、美味しい!…ライトーさっさと食べろよー」
「ライト、お兄ちゃんが遅れたらどうするの?」
「はやふ…?ほのひほへはひーっ!むぐむぐ……くっ…御馳走さまでした」
「はっや」
これ絶対授業『始まってるよな』
「はーい、授業始めるぞ」
錬金ちゃったァァァァ!!
自分で自分の首絞めてどうすんだよ!…まてよ?今席に座ってるよな…ハハハ…結果オーライ!
「今日は職業についてだ、 お前らの中にはすでに職持ちの奴がいるかもしれないが…ま、そんな事はどうでもいい、俺は授業をするだけだ」
酷い担任だ…おそらくこのクラスにいる全員がそう思っているだろう
「先ずは勇者だな、身体能力も高く、魔法適正もある、強い!」
俺より弱いけどな
「次は賢者だ、異常な魔力量と多彩な魔法の飽和攻撃で容赦なくぶっ殺しに来る、しかも常に自分に回復魔法をかけてたりするから何やっても倒せない、心臓や脳を潰しても死なないからゾンビよりタチが悪い、3日ぐらい戦い続けても魔力切れしなかったから魔力切れを狙うのは無理だ…まぁ、簡単に言うと勇者より強い」
なにそれこわい
「まぁ、後は農民とか商人とか兵士とか、後は冒険者だ、ここにいる奴なら分かる筈だ、これは何で金を稼ぐかで決定される」
成る程な、てか適当だな
「まぁ、その中で微妙なのが一つある、錬金術師だ」
は?微妙?マジで?こんだけ強いのに微妙って
「まぁ、物体の形を一瞬で変えるのは壁を作るのには役に立つがそれだけだ、実質錬金術は壁を作るだけの職業になっている」
え?俺の知ってる錬金術と違う、何?壁を作るだけって…俺の知る限り錬金術は凄い万能の筈なんだが…
とそこに反論する者が一人
「先生!違います!」
「え?(久し振りに目立った行動をした)シルフィア!?」
「錬金術は壁を作るだけの職業ではありません!だってお兄様は錬金術でテレポートしたり家作ったり女になったり私の不径病も治してくれました!」
うわっ!恥ずかしいな
「成る程、うーん…特異体質か?異世界人ならあり得るか…じゃあ言い直そうか?基本、壁を作るだけの職業だが、一部の人間にはそれは当てはまらない」
「はい!納得です!」
納得するんだ…
いつも見てくれている皆さん、ありがとうございます
次は学園編ならではの友人(?)の恋愛事情です




