命の仕立て屋さん
どうも、なんかやばい奴と会ってしまった…金子練です
「まぁ、仕切り直して…クロノスちゃんを何処へやった?言え!」
「どこって…面白いこと言うね!ふふふっ!ここにいるじゃん」
「ここ?どこだ!」
「ほら…お探しの子だよ?」
差し出した掌には…
「時計柄のリボン…?」
「そうだよーそれがその子だよ?」
「…ハァ?」
「とっても良い仕上がりっ!もう最ッ高!」
「煩い…」
「なんで?私は断裁に近づく女を消しただけなのになんで怒られなきゃいけないの?」
「断裁…だと?」
「ふふふ…だってさー弟を守るのは姉の役目でしょ?」
おい…あれで守る?いくらなんでも狂ってるだろ…
「クレイジーサイコブラコンがこの野郎…」
「私は男じゃないしーどれも認める気は無いよ?」
「関係ないな…」
「んぅ〜?」
「ここでお前を倒して聞き出すッ!!!」
「パパッ!」
地を蹴ってアイツの場所に辿り着くのに一秒!
無力化するのに一秒もかからないッ!
ここで盛大に…こけなきゃな
「イッタァァァァァァァァイ!!!」
「パパァァァァァぁぁぁぁぁ!!!!」
「ダッサー」
「チッ…くそォ!」
「さぁーてぇ…貴方もリボンに変えてあげる」
「ふっざけんなァ!!!」
伸ばされた手を掴むそして…
「能力の使用『ふk」
「お馬鹿さんっ♪」
「ぱ…パパァッ!」
「あら〜?このリボン…真っ黒ねぇ…どうしようかし」
その瞬間鳴り響く銃声、頬を掠める弾丸、怒りの表情
「次は当てるの…」
「ふぅーん…銃なんて有ったんだ…この世界」
「煩いの!時の支配-停滞-!!」
「止まっている物を撃つなんて訳ないの」
「瞬間移動」
…⁉︎今…動いたの⁉︎止まった時間の中で
「時の支配-進行-」
「他人の支配に干渉…それはクロノスちゃん…時空神でもないと出来ないはずなの!」
「おー!!気づくの早いねぇ…正解!」
「正解…どう言うことなの…」
「ふふ〜ん…私はねぇ〜相手をリボンとか服に変えちゃう能力なんだけど…それを着けると相手の能力を使えるようになっちゃうんだ〜!」
「なッ⁉︎………の……」
それって…パパの錬金術も…クロノスちゃんの能力も…他に|リボンを付けてる数ぶん(・・・・・・・・・・・)他の能力を使えるということなの…?
「ちがうよ〜?」
「心を読まれたの?」
「服のレース1つ1つ…色が違うでしょ?」
「まさか…そんなに人を…消したの…?」
「いいやまさか…一部は魔物だよ〜」
油断…したの!
「甘いッ!」
「ん?どうしたの?……魔物が甘かったの?」
「あ…えぇ?」
「のおぉー…………?」
「うーん…調子悪いなぁ」
「と思わせてなの!」
銃弾は左手を吹き飛ばした…ちょっと狡くないですか?
「イッ………やってくれたねぇ!」
「隙が無ければ…作れば良いの!」
次回…ルミナの反撃が始まるッ!
いつも読んでくれている皆様、ありがとうございます




