異世界で気ままに余生を過ごすハズが元の世界でもしたことないオレオレ詐欺をする羽目になってるんだが…………
お久しぶりです!!
無理じゃああああああああああ!!!!!!!!
もう!もう書き直し無理じゃ!!!堪忍してくれ!!
誰が待ってるか分からんが苦痛じゃああああ!!!!
私が今書き直しをしているのは72話頃。地の文がカスほどないから誰が話しとんのか不明じゃあ!!!展開も意味不明じゃああああ!!!!!!ムリムリムリムリムーリーファンタジー!!!!という訳でしばらくこっち書きます。
前回までのあらすじ──
「うん、オレオレ。オレ、金子練。」
アナザー練、詐欺師。
(いいや嘘はついていない!!ただ、俺はこっちの俺っぽく自己紹介しただけだ!DNA鑑定だってやってみろ!完全一致だ!!……できるものならな!)
何はともかく、別世界線の練(以降レンと呼称する。)は、練に成りきることで、何をしようとしているのでしょうか。
(……俺はなんで自己問答しているんだ?とにかく、俺のケツは俺が拭く。俺自身がヤツの代わりに……この少女の恋を終わらせる!!最も最良の形で!!!)
……らしいですよ。なんというか、主人公の尻拭いを別世界線の主人公がやるなんて、意味不明ですね。
なんて個人的な感想は置いておいて────
「……なんの冗談でしょうか?」
この執事、勘が鋭い。しかも圧が強い。総じて筋肉が凄い。レンは、内心冷や汗を垂らしつつも逆に、
「筋トレしたからな。別人のフリしてもバレないんじゃないかと思って。」
そうおどけてみせる。ここで気圧されてしまっては、折角の練のふりも台無しだ。
(……この言い訳は流石にキツいか…………?)
しかし、流石にこの言い訳は通らない、そうレンは自覚していた。何故なら、こちらの自分と比較するまでもなく、自分には隠しきれない歴戦の風格が────
「……確かに別人のような筋肉ですが、確かに面影はあります。」
…………どうやら、歴戦の風格とやらは隠しきれたご様子。
(と、通った……?!)
困惑しながらも、内心ほっと一息。レンの隠し事は継続だ。
(……というか筋肉の面影って何!?ないだろ!!こっちの金子練に筋肉は!!)
「……しかし、だとすればどのようなトレーニングを?」
マジで脳みそ筋肉……というか筋肉の為に脳みそがあるのかもしれない。肝心のお嬢様が全く話せていない状況だけどそれでいいのか執事。
(うっ……辛い質問だな。生半可なトレーニング内容を答えれば嘘だとバレてしまうし、かと言って実現不能なトレーニングだと本末転倒…………いや、待て確かヤツの仲間には────)
そこで、レンが答えたトレーニング方法とは────
「…………1000倍重力室で3年ほどな。」
なんということだろう。史実そのものだった。まさか練がそんなバカみたいな修行をしている事なんぞレンが知る由もない。つまりマジで偶然である。そんなことあんだね。
「我々と最後にあった日から1年も経過していませんが、3年とは?」
「友人に時空神が居て、そのツテでな。」
「何故、トレーニングをしようと?」
「守るべきものができたからな。」
執事が放つ間髪入れずの連続質問攻めを、その卓越した判断力で去なしてゆく。レンは内心汗だくだったが、
「…………お嬢様。」
「えぇ、あなたの言いたいことは分かりますわ。」
ひしっと。その方が2人に掴まれる。
「…………ん?」
「練様の思いも私と同じだったのですね!!」
「…………んん?」
「これまで姿を隠していたのは、お嬢様の悲願を共に達成するため……よもや、その為だけに名前すら失われた伝説の時空神様のご助力すら借りるとは…………不覚にも涙が…………。」
レンの目が、瞬きを忘れたようにかっぴらかれる。
(な、なんだ……?話がどんどんややこしくなってきたぞ……?)
目が泳ぐ。動悸がはやる。握る手に手汗が滲む。直感が囁く。
(な、なにか……ヤバい!?)
「あの日、あなた様を見失ってから私は、来る日も来る日もここで『花嫁修業』に励みました。いつかあなた様が迎えに来てくれると、その一心で!!」
「あ、ありがとうございます……??」
だが、もうその直感は遅すぎた。
(マズイ……何かマズイ…………!!だが突き進む他はない!!ここで辞めてしまう訳には────)
そう、レンはもう逃れられない。止まることは許されない。進み続けるしかないのだ────────
「────あらぁ、よく帰ってきましたねぇウサちゃん?」
高飛車な女性が、まさに目と鼻の先の距離で少女────ウォンジョ・ウサを煽るようにそう言い放つ。
しかし、少女はそんな安い挑発を跳ね除けるように、胸を張り堂々と言い放つ。
「えぇ、帰ってきましたわ。超お嫁さん修行の期限、1年以内に!!」
女性のその鼻先にピンと立てた人差し指を添えてだ。
「確かに……正直驚きましたわ。
では『しきたり』通り、そして約束通り、当主の選定を始めるのは明日からにしてあげますわ。」
その人差し指を華美な扇で遮り、女性は少女に背を向ける。その言葉は、自信は暗に、『仮に挑んできたとしても必ず勝てる』そう言っている様だった。
────しかし、
「お気遣い、痛み入りますわ。しかし────気に入りませんわ。」
「ふふ……何か気に障ることが?」
後ろ髪をふわりとたなびかせ、まるで挑発するような微笑を浮かべ、少女は言い放つ。
「未来の当主であるこの私を『ちゃん』付けで呼ぶなんて、無礼でありませんこと?」
その瞬間、女性は咄嗟に扇で表情を隠す。しかし、閉じた瞼の上、眉がピクピク怒りのあまり痙攣していたことから、ブチ切れていることは明らかだった。
さて、そんな様子を傍から眺めていたレンは、大きな溜息を1つ吐いた。
(……なんで俺、当主争いに巻き込まれてんの?)
別世界線のお前が無責任だったせいでーす。
……と、そうレンが嘆いているうちに、挨拶に等しい口論は終わり────
「…………あら、相当自信があるようね?けれど、当主になるのは────」
「明神宮天華と申しますわ。」
謎の真打が登場した。
「「「……………………。」」」
困惑する3人を置いて……いや最早ぶっちぎって、その明神宮天華と名乗る少女────妙に高貴な立ち姿が板に付いている少女は、当主争いに一石を投じたのだった。
「「「は????」」」
3人が各々驚愕する中、ウォンジョ・ウサはその飛び入り参加の少女を指さして言った。
「……えっと、どなた?」
(…………なんで知り合いでもなんでもないヤツが当主争いに乗り込んでくんだよ。)
それはそう。
いつも読んでくれてありがとうございます!!
とりあえず番外編を完遂するのだ。




