気のいい仕立て屋さん
「あー…美味しかった」
外はカリッ中はフワッてなる食べ物は大体美味い
どうも、異世界たこ焼きを実食してみた、金子練です
「うん、美味しかったの!」
「そうだね〜ちょっとクラーケンが硬めだけど…それが美味しいね〜」
「え?クロノスさん、クラーケン…ですか?」
「え?うん、あれ…雑魚だし、意外と素焼きでもいけるよ?」
「えっと…クラーケンって大体Aランク討伐依頼に乗る位には強いと思うんだけど…」
「え?本当に余裕だよ?止めて斬って終わり」
一応クラーケンは無限再生する触手が頭部を守ってダメージが入らないからAランク冒険者でも苦戦するって…あっ止めたら楽勝か…ってあれ?
「あの人どうやってクラーケン仕入れてるんだ?」
「パパー観光なの〜!」
「おおっ!よし…行くか!」
「所で…改めてなんだこの街…」
所々にマンションが建ってる…それにしては京都みたいな日本家屋…更には煉瓦の屋根…まるで地球の住宅街が融合したみたいな…多分これも異世界チートの能力なんだろう
「本当になんだろうね、この街…」
「見たことないけど普通じゃない?」
「はい、どれも特徴的でいい建物だと思いますが?」
「そっか…そうなんだろうなー」
「あっ!ちょっと練君!仕立て屋に行って来る!ちょっと用事が…」
「よし…ライバルが何処かへ…行ったの!」
「いやー折角だし一緒に行こう」
「チッ…!」
「あ…ありがとうッ…!」
「え?あっうん」
「いらっしゃいませ!」
俺はこの瞬間、『異世界言語理解』のスキルをオフにした、よってこいつは普通の『日本語』を話してる訳だ、つまり!此奴は日本人だ!…だからなんだという訳だが
「すみません、これの仕立て直しお願い出来ますか?」
「あっはい!これは…凄い!まさか時間そのもの⁉︎」
「そうなんです!」
「……ハッ!それでどんな感じに?」
「うーん…なるべく大っきく!」
「了解です!3分位待ってて下さい」
「3分⁉︎」
「てかさ、クロノスちゃん、なんで俺に頼んでくれなかったのさ」
「え?だって…あれ神の力で作った服だからさ、錬金術じゃ出来ないでしょ?」
「え?じゃあ仕立て屋さんがスキル使って仕立ててたら?」
「え?…えっとー…えへへ〜」
「クロノスちゃん…」
「パパ〜暇なの〜!」
「暇か〜そうだな…何する?」
「肩車して欲しいの〜」
「よし…良いぞー!」
「わーい!肩車なの〜!」
「(なんだろう…今ルミナちゃんがこっちを見てドヤ顔してたような気が…!)」
「出来ましたよ!」
「え?あ…ありがとうございます!」
「レインコートにしてみたんですけど…」
「あっいや!思った通りです!」
「それじゃあ良かったです、あっそうだ、珍しい素材を見せてくれたのでお代は要りませんよ」
「え?ちょ、ちょっとだめですよ…」
「大丈夫ですって、後は…何かありませんか?よければ普通の服屋としてもやってますので…」
「じゃあ…それ見て行く?」
いつも見てくださっている皆様ありがとうございます!
次はファッションショー的なものを…でも絵描くのが苦手なので挿絵はありません




