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狐の嫁入り

どうも、誤って風呂場に入って小さい女の子を気絶させた金子練です。

うっわ何これ?文字にすると完全に犯罪者じゃん


この子…大丈夫かな…ちょっとくらいモフモフしてもバレない…かな?


「フワフワモフモフ〜!」


凄いモフモフ…!えーっと…あれだ!枕にしたい


「ん…ん……ふぁ?……エクスプロージョンフレア」


「ん?………ヤバい」


「うりゅあァァァ!!!」


「ギャァァァァァ………」


「はぁ…はぁ…ふ、ふん!無断で尻尾を触るなんて…最っ低の輩じゃな!」



「アアアアアアアアア叫んでも無駄だなぁ…あっそうだ、さっきの場所に『移動』」



「はぁ、もう一回風呂に行くのじゃ…ん!ふっ!…よし!あの変態は居ないのじゃ!」



「ふぅ〜今日は疲れたのじy」


「えーっと?規制の『光』これで大丈夫」


「あ……あぁ………!ギャァァァァァ!!!」


「ご、誤解ッ!誤解だ誤解!あと!前!前見えてるから!局部見えて無いけど!見えてるからァ!」


「こんのォ!エクスプロージョンフレア!」


「背後に『転移ッ!』」


「その手にはのらんのじゃぁぁぁぁ!」


「魔術行使の『禁止!』」


「くらぇぇ!…あれ?」


「ちょっと『眠ってな』てぃっ」


「うっ…不覚なのじゃぁ…」


「どうしよ…これ…うーん…とりあえず服『着せるか』」


えーっと…着物…ね、流石錬金術センパイだ!狐耳には着物が似合うからね!


「まぁ、風呂場から出よう、うん」



「で、なんじゃ?私をモンスターとしてテイムでもする気かの?」


「え?モンスターなの?」


「そうじゃが…おっと、私にテイムは効かんぞ、私のご主人様はお前ではないのじゃ」


「そうか…なら仲間n」


「嫌じゃ!お前の様な変態と一緒になど居れるか!」


「そ、そうかぁ…」


「ふん…(そういえば…私の親が…何か言っていた様な?)」


裸は自分の主人にしか見せちゃいけないよ?


はい!母様!


「(しまったァァァ!は、裸を見られると嫁にさせられるのじゃぁぁぁぁ!!)ぐぬぬぬぬぬぬぅぅぅ…」


「えーっと…あのぉ…」


「ぁぁぁぁ!あれじゃ!先ずは友達からじゃな!うん!という事で友達なのじゃぁ…」


「え?友達に?」


「そうじゃ!結婚じゃなくて友達じゃ!」


「おぉおぉお?結婚⁉︎」


「結婚じゃなくて友達じゃ!な?友達、友達!」


「そうですねー友達友達…ってあれ?雨…晴れてるのに…狐の嫁入り〜…なーんちゃってぇ…」


「友達じゃ」


「アッハイ」


「エクスプロージョンフレア!」


「なーーー……!」





「いや天候を変えるってどうなの⁉︎そんなに雨が嫌いか?」


「なぁ、お前?」


「なんだ?」


「ゆーあーまいふれんど、友達じゃ」


「え?えっと…」


「何度も言わせるな!友達じゃ!」


「アッハイ」

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