神と錬金術師の対決−前編
「私は…剣で良いかな、無難にね」
「俺も剣で」
どうも、神様と模擬戦する事になった金子練です
「それじゃあ準備は良いか?」
「せんせー剣弄ってもいいですかー」
「…好きにしろ」
「よーし…能力付与『不壊』」
これで壊れないなーっと
「なら私も!時の支配-停滞」
剣自体の時を止めるか…流石時空神だなぁ…
「準備は良いみたいだな…では、始め!」
「じゃあ行くぞ?『当たれ!』」
「れ、練君ずるいよ!」
防がれたか…流石神様だ
「本気でやるって言ったろ?」
「じゃあ、私も…時の支配-停滞!」
「それはマズイって!」
「うーん…流石に止まってるのに動かないよね…」
「静かだなぁ…練君が来る前は…そうだ1500年位前に先輩と話したんだっけ…あっ忘れてた!」
首元に剣を当てて…
「降参する?…うん!完璧」
会話の練習が出来るって良いよね!
「時の支配-進行」
「あぁー…やっぱり?」
「こうしゃんッ!…」
「…噛んじゃったね」
「うぅ…」
「分かったよ!降参…」
「え?」
「嘘!『移動!』」
「ちょっと!」
「どうした?本気でやるんじゃないのか?」
「…何だ?魔力も感じない上に一切動かずに移動した?…一体何の能力を使った?」
「錬金術です」
「はぁ?」
「うーん…ちょっと待って…時の支配-停滞」
「またか!」
「うーん、停滞は使えないかも」
アニメとか漫画みたいに止まってる相手をボコボコには出来ないんだよね…やっぱり不便だね
…ん?6話目の練君?切る瞬間に動かす!酷すぎるよね…
…え?ルミナちゃん?…一撃であの威力だよ、審査員の人は死ななくて良かったね!
…うん?怪力女?…ステータスの所為だよ!正直いってかなり手加減したよ!
うーん、加速で良いかな?よし!
「時の支配-進行」
「どうしたんだ?考え事でもしてたのか?」
「うん、練君に勝つ方法をね!」
「…今の内に命乞いしとくか…死にたくない!」
「時の支配-加速!いくよ!」
「加速⁉︎やめろォ!」
この攻撃を『受け止める』…これで何とか!
「くっ!やっぱりずるいよ!」
「普通に考えて神様にステータスで勝てる訳が無いんだよなぁ…なら、バフで何とかするかな!」
「バフ?」
「『強靭化!』」
「え?」
「『強化!』」
「練君ー?」
「『昇華‼︎』」
「ちょっと待って!!」
「『限界突破‼︎』」
「おかしいよ!」
「後は…」
「もう良いよ!」
「…まぁ、これぐらいでいいか!」
「…え?あのー…え?…まだ、強靭化はわかるぞ?でもなんでライズとアセンションとリミットブレイクが同時に使用できる?あり得ないぞ!」
「いやー…錬金術師ですから」
「本当に何言ってんだ…」
「ふッ!仕切り直してと…行くぞ〜」
「いつでもいいよ!」
「なら!ハッ!」
いつもと違う速さで剣が届く…しかし、これが普通の様に感じていた
「うっ!…出し惜しみは出来ないね…召喚!時空司剣!」
…あれがクロノスちゃんの武器…何だろ、時計の針みたい
「先生!召喚は有りですか?」
「えーうん。此処まで来るとなんでも有りだ!」
「よし!じゃあ…ライト、ダーク!来い!」
「何でも有りだなー」
「お兄ちゃんッ!」「ご主人様!」
「ごめん!ほっといて!俺もそんなつもりは無かったんだよ!…全部作者のせ」
「言い訳はしないで欲しいな?」
「誠意を持って謝って下さい」
「…本当にすいません」
「よろしい」「許します」
「それで…剣に…」
「分かってるよ、ほらぁ、ライト!」
「…分かってます、ダーク姉」
「…よし、これで対等だな!」
「バフが酷すぎると思うけど」
「仕方ないと思う」
「じゃあ、行くよ!」
「え?終わり?…じ、次回もお楽しみにー…」
いつも見て下さっている皆様、本当にありがとうございます
設定上の話ですがステータスの強化量は強靭化が三倍 ライズが五倍 アセンションが十倍 リミットブレイクが二十倍です 同時に掛けたので三千倍です、強化量も頭おかしい
後はクロノスさんの時空司剣は攻撃力を200万プラスします
こっちも中々頭おかしいです




